【湯河原 体験スポットレポ】おふろcafe HITOMA - 文豪が愛した町で湯ごもりなどいかが(後編)
ひとりひとりの1日の「日」と「間」を大切に過ごすための湯河原温泉おふろcafe「HITOMA」。
今回は、HITOMAの利用を目的に日帰りプランで入館しましたが、クリエーターが集まる旅館と銘打つ通り、THE RYOKAN TOKYO では読書や執筆活動にも適した様々な宿泊プランが提供されています。
中には、おこもりでひとりガッツリと自分に向き合える食事つきのプランも。
お部屋のタイプは様々選ぶことが出来ますが、今回2部屋限定でリニューアルされたという、おひとり様専用のクリエーターズルームを特別に案内していただきました。
落ち着いた雰囲気の静寂感漂うお部屋。創作・執筆活動を支援してくれる様々なグッズも備え付けてあります。
そしてここには時計もテレビもありません。
疲れた時には、温泉に浸かりに行くもよし。カフェでくつろいでも、そのまま大きなお布団にゴロンでも、ここにある時間はきままに使っていいのですね。
長いように感じる24時間も、向き合ってみると案外すぐに過ぎてしまうのでしょう。
さて、インク作り体験プランには、オプションでひとてま茶漬け(1,500円/税込)をつけることも出来ます。(インク作りについては<前編>をご覧ください。)
創作スペース「色ノ間」の奥にお食事エリアがあり、景色も楽しみながらいただくことにしました。
具材には、地元のお魚やお肉を使った風味豊かなだし茶漬けをいただくことが出来ます。バリエーション豊富な具材を楽しみながら、身も心もほっこり温まる、とっても優しくて心まで休まる味です。
日帰りプランはもちろん、館内を利用してる間は、コーヒーやハーブティなどのフリードリンクも充実しています。
どこに座ってもよし、お座敷で足を伸ばして、ゆっくりお茶をいただくもよし。
日帰りプランでは4時間滞在できますが、あっという間に過ぎていった穏やかな時間でした。
この空間に浸っていたら、もっとじっくり時間を使いたいともくもく欲が…次の機会には、読みかけたままの本も持参しなくっちゃ。
帰り際、こちらのお茶漬けは何のお出汁を使っているのかと尋ねると、
「道を下ったところにある石倉商店さんで、オリジナルを作っていただいているのですよ。」と教えてくださいました。それは立ち寄らないわけにはいきません。
HITOMAから車で5分くらい、駅に向かってまっすぐ下ったところに石倉商店はありました。車を降りると鰹節のいい香りがもう漂っています。
普段使いから贈答用にまで使える、出汁を使ったオリーブオイルなども並んでいて。
種類が豊富で迷っていたら、お店の方が相談にのって下さり、お味噌汁が大好きな筆者に合うおすすめの出汁を選んでくださいました。鰹節は注文を受けてからその場で削ってくださいます。まもなく迎える年の瀬お正月の季節のこちらは、それは活気づくことでしょう。
なんとも充実した湯河原時間、そしてお土産と。いつも通りの味噌汁ですら、贅沢に味わえる気がしました。
日頃大切だと思っていても、なかなか取れない自分と向き合うことへの気づき。それからまた、日常に戻っていくと、また少しものの見え方も変わってくるかもしれませんね。
施設紹介
【THE RYOKAN TOKYO おふろcafe HITOMA】
■住所:〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上742
■電話番号:0465-63-3498(12:00-21:00)
■日帰り利用について
料金:体験付き入館 2,980円/税込〜(入浴/体験/館内着付き)
入浴のみ 1,280円/税込〜(入浴/館内着付き)
■利用時間:午前の部 11時〜15時/午後の部 14時〜18時
※お食事は別料金です。お食事処でご注文いただけます。
■予約サイト:https://www.chillnn.com/170bda89f74304/plan#hotelMenu
関連リンク
【おふろカフェHITOMA】
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【石倉商店】
オフィシャルサイト
石倉商店 Instagram