小田急電鉄、成長戦略の一環としてUDSの全株式を野村不動産に譲渡
小田急電鉄株式会社は、経営ビジョン「UPDATE 小田急~地域価値創造型企業にむけて~」に基づき、地域との持続的な成長を目指す中、連結子会社であるUDS株式会社の全株式を2023年12月21日(木)付で、野村不動産ホールディングス株式会社に譲渡することを発表した。これにより、UDSは連結から除外され、小田急は事業ポートフォリオの再構築を進める。
小田急電鉄は、2015年にUDSの株式を一部取得し同社を子会社とし、2016年には完全子会社としていた。株式譲渡は2024年4月を予定しており、約180億円の関係会社株式売却益を小田急電鉄の2025年3月期の特別利益として計上する見込みとなっている。