【鎌倉 活動レポ】SEVEN BEACH PROJECT - 宮城七ヶ浜と鎌倉七里ヶ浜 繋がり続ける地域のチカラ 土曜開催 ビーチ&タウンクリーン参加者続々
東日本大震災から11年 似た地名と地形から始まった交流と活動が今も続く
湘南にはたくさんのビーチクリーン活動や団体がありますが、その一つであるSEVEN BEACH PROJECTを紹介します。
落ちているゴミや環境問題が気になる方、ビーチクリーンに参加してみたい方も気軽に参加できる活動です。
SEVEN BEACH PROJECTは毎月第4土曜日、鎌倉七里ヶ浜に地元や近郊から有志があつまり、ビーチクリーンを行っています。
特徴的なのは、宮城県七ヶ浜と鎌倉七里ヶ浜が同日開催し、情報を共有しながら活動していることです。
大震災を機にご縁がつながった宮城県七ヶ浜町と鎌倉市七里ガ浜エリアが自然への思いを同じくし、ビーチクリーンを中心に交流をしながら活動を続ける。
この日は、活動の前に宮城県七ヶ浜とオンラインで繋がり、ビーチクリーンについて話し合いも。
宮城県七ヶ浜町と鎌倉市は、2014年8月27日に鎌倉市パートナーシティ制度により都市提携を締結しました。
元々、東日本大震災をきっかけに発足し交流を継続してきた七七支援隊(旧:七里ヶ浜発七ヶ浜復興支援隊)のメンバーが立ち上げ、宮城と鎌倉が繋がりながら行っているビーチクリーン活動です。
東日本大震災の時は、浜の被害が甚大だったためたくさんの人が力を合わせる必要がありました。
画像出典:七七支援隊
現在ビーチクリーンが必要なのは、天災ではなくもはや人災です。
根気のいる活動ですが、きれいなところや片付けているところにはゴミを捨てづらくなりますね。
活動自体は30分ほどで、トングを片手にみんなで海を散歩するような、和気あいあいとした雰囲気。
ゴミ拾いや環境活動を探せるサイトBLUE SHIPで、活動予定を確認できます。
東京などから来られる方や、親子での参加など、初めての方も気軽に参加できるのがうれしいですね。
SEVEN BEACH PROJECTでは、大きく3つの班に分かれて活動します。
集合場所で、行きたいエリアを自由に選び、手分けして30分ほどゴミを拾います。
お母さんがこの活動を知り、小さな男の子と一緒にマイトングを持参して活動に参加していました。
ビーチ班は浜へ。
主にプラスチックごみやマイクロプラスチックなどが目立ちます。
ロードサイド班は、国道134号沿いの道と植え込みに落ちているビニールごみやペットボトルなど。
故意ではなくても、お菓子の封の切れ端やおしぼりの外袋などが、風で飛んでしまうことが多いようです。
植え込みには、ポイ捨てが多いのも現状です。
駅前班は、江ノ電七里ヶ浜駅から線路沿いの裏道へ。
主に落ちているのは、タバコの吸い殻などです。
時間になると、また集合して拾ったゴミを持ち寄ります。
そして、みんなで現状や感じたことをシェアします。
暑い日も寒い日も、毎月の活動を継続することは容易いことではありませんが、地球を守りたいという想いはひとつですね。
ひとりひとりは微力でも、力を合わせて継続することが大事だと感じました。
終わった後は、初めての人同士で自己紹介をしたり、話をしたりアイスを食べたりと、参加者の楽しそうな笑顔が印象的でした。
来月は、9月24日(土) 9時から 集合は七里ヶ浜セブンイレブン前ですので、ぜひ参加してみては?
活動紹介
【 SEVEN BEACH PROJECT 】
■活動日:毎月第4土曜日 9時から ※予定は変更になることがありますので事前にご確認ください。
■サイト:BLUE SHIP |SEVEN BEACH PROJECT
■問い合わせ:メール rastashige@gmail.com 中里
アクセス
江ノ電七里ヶ浜から 徒歩1分