藤沢市の小学校前 横断をライトで知らせる新装置を設置|NHK
概要
10月、藤沢市立高砂小学校の正門前にある横断歩道脇に、歩行者がいることを光って知らせる新たな装置が設けられた。
高さ4メートルのポールの先には「止まってくれてありがとう」と書かれた看板と、LEDライトが付いている。
腰の高さにあるボタンを押すと、オレンジ色のライトが30秒間点滅し、道路を渡りたい歩行者がいることをドライバーに知らせる。
今回、装置が設置された小学校前の横断歩道には、以前から歩行者信号をつけて安全を確保してほしいという住民の声が寄せられていたそうだ。
JAF(日本自動車連盟)が今年の8月に実施した調査によると、信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている場面で車が一時停止する割合は39.8%。約6割の車が止まらないということになる。
神奈川県は34.3%と全国平均を5パーセントあまり下回った。
藤沢市では初めて設置した装置の効果を検証したうえで、来年度から他の横断歩道にも装置を設置するか検討したいとのことだ。
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