【鎌倉 観光レポ】覚恩寺 - 鎌倉殿の13人ゆかりのお寺

感染症対策もばっちり!厄割玉や珍しいおみくじが引ける
鎌倉にある覚恩寺さんに行ってきました。
放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公、北条義時にゆかりのあるお寺として知られています。
1218年に北条義時が大蔵薬師堂を建立し、北条貞時が1296年に心慧上人を開山として覚園寺を創建しました。
お寺の中には、北条家の家紋であるミツウロコが描かれています。
正三角形を並べたような形の家紋になっていて、北条時政が江の島に参籠したときの出来事が由来になっているそうです。
このミツウロコは、江島神社の御神紋にも同じ模様が使われています。江島神社に参拝に行った際は、よく注目してみてくださいね!
湘南エリアには、江の島のような観光地の中にも北条家に関係のある場所がたくさんあるので、歴史について少し知っているだけでも観光が楽しめるのもいいポイントですよね。
庭がきれいに手入れされていて、この日は天気もよくとても気持ちのいい参拝でした。
また、各施設が新型コロナウィルスの影響で、参拝方法などを制限したり規模を縮小している中、覚恩寺はいろいろな工夫がされていたのも印象的!
厄よけの鐘の説明に書かれていた、「一旦諦め、1年経て、いろんな出会いや思いが紡がれ、アイディアがまとまりました。」「感染対策を考え、工夫してみました。」という文章を読んで、参拝した人に楽しんでほしいというお寺側の気持ちが伝わってきました。
普段あまりこういう鐘を鳴らしたりすることはしないのですが、思いを感じて今回はやってみました。
厄割玉は、志納金200円。
まずは玉に厄を込め、青い台に玉を乗せてころころ転がします。カンッという鐘の音が鳴って、厄割玉が割れました。なんだか気持ちがスッキリしたような気がします。
こちらはおみくじです。矢に巻きつけられて刺さっていました。コロナ禍で人や物の接触を少しでも減らそうとするお寺の努力が見えます。
覚恩寺は、とても遊び心のあるお寺でした。鎌倉殿の13人が放送しているうちに、一度足を運んでみてください。
施設紹介
【覚園寺】
■住所:〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂421
■電話番号:0467-22-1195
■開門時間:10:00 ~ 16:00
■参拝休止日:4月27日、8月10日、12月20日~1月7日 および荒天日
※開門時間や参拝休止日については、変更等の可能性がございますので、参拝前にご確認をよろしくお願いいたします。
※駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングをご利用下さい。
アクセス
JR鎌倉駅東口5番バスのりばより、
「鎌倉宮(大塔宮)」行きバス(鎌20系統)に乗車、終点「大塔宮」下車。
徒歩約10分。