【鎌倉 観光スポット】満福寺 - 源義経ゆかりのお寺

兄・源頼朝と和解するため書いた手紙「腰越状」が残る寺
鎌倉の腰越にある「満福寺」さんに観光に行ってきました。
今ちょうどNHK大河ドラマで「鎌倉殿の13人」が放送されていますが、この満福寺は物語の中でもとっても重要なお寺なんです!
歴史についても触れながら、観光の様子をご紹介しますね。
満福寺は江ノ電「腰越」駅から徒歩3分の場所にあります。
入口の目の前は江ノ電の線路があり、電車が目の前を横切るお寺です。
大河ドラマゆかりの地の旗が立っているのが目印ですね。
江ノ電とのコントラストも絵になります!
境内は厳かな雰囲気で、立派な本堂が佇んでいます。
この日は、夕方に参拝したので人は誰もいませんでした。
また本堂の横には、源義経と弁慶の像が設置されていました。
満福寺は、源義経が兄の頼朝との和解のために鎌倉に入るべく、一時宿所とし、兄への手紙を書いた寺として有名で、像は源義経が弁慶に手紙を書かせているシーンが再現されています。
当時、満福寺は相模国腰越にあったことから、その手紙は「腰越状」と呼ばれていて、お寺の中に展示されています。
昔の書物を現代の今見ることができるのは、とても感慨深いですよね。腰越状を見てみると、源義経の悲痛な思いが今でも伝わってくる気がします。
大河ドラマでは、源義経を菅田将暉さん、源頼朝を大泉洋さんが演じています。
満福寺や腰越状が登場するのは大河ドラマのかなり終盤な気がしますが、今から先取りで勉強しておくことで、来週からより一層楽しめる気がしてきました!
満福寺には、この腰越状の他にも、弁慶の腰掛石、弁慶の手玉石というものもあり、また「腰越状」を書く時に墨を摺る水を汲んだ硯の池、弁慶手沢の椀、錫杖等々……ここでは紹介しても仕切れないゆかりの”もの”も見ることができます!
源義経にとっても、鎌倉時代という一つの時代を理解する上でも、とても重要なお寺である満福寺。ぜひ皆さんも足を運んでみてください。
施設紹介
【満福寺】
■住所:〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越2丁目4−8
■電話番号:0467-31-3612
■受付時間:9:00 ~ 17:00
※受付時間が異なる場合がございますので、ご参拝前には事前にご確認をお願いします。
※駐車場:普通車、中型バスは駐車可能ですが、大型バスはスペースの問題で駐車することができません。近隣の駐車場をご利用ください。
アクセス
江ノ島電鉄「腰越駅」下車徒歩3分
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