【茅ヶ崎市】新栄町第一自転車駐車場の土地利活用事業に係るサウンディング型市場調査 実施結果概要
茅ヶ崎市は新栄町第一自転車駐車場の土地をより効果的に活用する方法を探るためのサウンディング型市場調査の実施結果概要を公開した。本調査は民間の知恵を借り、土地の再開発について様々な提言を仰ぐことを目的としている。
調査の対象地
敷地面積は686.13㎡。周辺は商業地域と定められており、都市計画による建築制限は建ぺい率80%、容積率400%となっている。
調査概要
この調査は4つの団体が応募。建築資材の高騰、市の財政支出の可能性、リースやDBO方式といった提案が確認された。一方、複合施設の整備には高層構造が必要でコストがかさむため、自転車駐車場単独の整備が妥当とする声もあった。
今後の方針
市は今回の市場調査を踏まえ、さらなる土地活用の方向性を模索する。多くの事業者からの提案を募るため、継続して市場調査を実施する予定だ。
サウンディング型市場調査とは?
サウンディング型市場調査とは、事業検討の早い段階で、行政と民間事業者との対話を通じて、事業に対するアイデアや意見を把握する調査である。
行政側は、事業の実現可能性や市場として参入しやすい条件、活用に向けたアイデアなどを把握できる。一方事業者側は、行政の運営方針や考え方を事前に確認できるほか、事業者としての考え方を直接伝えることが可能。