【藤沢市】えのすいのペンギン舎はなぜ臭わないのか?
湘南エリアの水族館として名高い「えのすい」(新江ノ島水族館)のペンギン舎が、日本一、いや世界一臭くないペンギン舎である理由について、トリーターの石川氏が詳細に語っている。ペンギンの匂いがどのように管理され、異常が早期に発見されるかについて、見どころ満載だ。
ペンギンの匂いとその管理
梅雨の時期には特に動物園や水族館では匂いが気になるもの。長靴、手袋、ウェットスーツ、胴長靴など臭いものが多い中で、えのすいのペンギン舎では驚くほど臭わない。その秘訣は、徹底的な清掃にある。
えのすいでは、トリーターが退出後から翌朝にかけての排泄物を徹底的に除去することで、衛生的な環境を維持している。これにより、ペンギンの排泄物の異常を早期に発見しやすくしているのだ。
換羽期のペンギンの匂い
現在、えのすいのペンギンたちは換羽期にあり、その匂いはいつもより増している。特に換羽中のペンギンは水浴びをしないため、体臭が強くなる。しかし、これは健康な証拠ともいえる。
ペンギンの体臭とその意味
ペンギンの体臭にはさまざまな体調のサインが隠されている。えのすいのトリーターたちは、その匂いから健康状態を判断し、必要なケアを行っている。また、海鳥全般に見られる特徴として、魚の匂いを嗅ぎ分けられる能力がある。
えのすいの匂い対策とその効果
えのすいでは、外部からの汚染が少ないため、鳥インフルエンザや鳥マラリアなどの感染症を防ぐことが可能だ。また、徹底的な清掃により、ペンギンたちの排泄物の異常を察知しやすくしている。
さて、ペンギンの体臭はどのようなものか?鳥を飼育したことがある方なら、鳥独特の匂いをイメージできるかもしれないが、ペンギンはさらに脂性分が強く感じられる。この脂性分が独特の匂いを醸し出している。
問い合わせ
新江ノ島水族館(えのすい)
住所:〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目19-1
TEL:0466-29-9960