【藤沢 グルメレポ】名店「尾島肉店」- 絶品ロースハムがクラウドファンディングで限定復刻!
2017年春に惜しまれるようにして閉店した「尾島肉店」は、藤沢市片瀬山の閑静な住宅街に店を構え、自家製ハムやウインナー、ベーコンなどが地元の方々に愛されてきた、幻の名店です。
現在、クラウドファンディングのCAPFIREでは、かつての人気商品の一つ「熟成布巻きロースハム」を、伝説の肉匠、尾島氏とともに限定復活させるプロジェクトが進行しています。
かつての尾島ファンの方も、初めて尾島を知る方にも、ぜひこの絶品を味わっていただきたく、今回は、私のお気に入りの尾島のウインナーを2品ご紹介します。
※尾島肉店の商品は現在、地元企業タカギフーズが、店主の尾島氏から製法を引き継ぎ、一部商品のみ販売しています。
老舗「尾島のハム」との想い出
尾島肉店のご主人は、本場ドイツで修業し、現地で数々の受賞歴を持つマイスターです。世界で一番厳格と言われる「ドイツ優良品質規格」に合格し、「真にドイツソーセージである」と公認された日本唯一のお店と言われていました。
私の祖父母の家が近所にあったため、夏休みや年末年始に帰省した際は、お財布を片手に握りしめ、お遣いに行き、店主の奥さまにかわいがっていただきました。
まだ幼い私にも、「このハムは、お母さんにフライパンで焼いてもらってね」「白いウインナーは、焼いて食べる方が多いけど、ゆでて食べてもとても美味しいのよ」などと、気さくに伝授してくださったことも、印象深い思い出です。
王道「片瀬山フランク」
今回ご紹介する1つめのソーセージは、尾島肉店時代の看板メニュー「片瀬山フランク」です。
通常のソーセージよりも、長くて太いフォルムでずっしりと肉がつまった尾島のソーセージ。まずは、ボイルしてそのままの味を楽しんでいただきたいのですが、私はホットドッグにして食べるのをおススメします。
塩味がきついわけではなく、上品な味わいの中にも、肉にしっかりした味を感じられるので、サニーレタスやトマトと一緒にサンドにすると、味がさらに引き締まります。
おつまみに絶品「フランクフルトソーセージ」
2つめのソーセージは、白い色合いが特徴的な「フランクフルトソーセージ」です。個人的には、幼い頃から大好きな一品だったので、復刻したときにはとても嬉しかった記憶があります。かつて尾島肉店のスタッフの方から、「軽く焼き目をつけて食べるのが、うま味が濃縮されておいしいわよ」と教えていただき、今もその食べ方に倣っています。小さくカットして、そのままいただいてください。ワインのお供にも、ビールのお供にもおススメ。お酒との相性も抜群です。
クラウドファンディングの商品「熟成布巻きロースハム」とは?
さて、気になるクラウドファンディングで支援対象となっている、「熟成布巻きロースハム」についてもご紹介します。
CAMPFIREの活動報告によると、今回限定復刻する「熟成布巻きロースハム」の魅力は、店主尾島氏自らが製造に関わることによる、長年にわたって磨かれてきた技術力が結集されていることはもちろん、時間を惜しまず手間ひまをかけて、熟成工程である、漬け込み~布巻き~燻製を行っていることということです。
支援は3,850円からで、「熟成布巻きロースハム」の他、先にご紹介した「片瀬山フランク」などが入った詰め合わせも選ぶことができます。期限は8/28までですので、気になる方はお早めにこちらをチェックしてみてください。