【藤沢市】湘南工科大学が図書館屋上に太陽光発電システムを導入!年間電力量6.1%を創出

画像出典:湘南人
湘南工科大学は2025年1月、附属図書館の屋上に新たな太陽光発電システムを導入した。4号館屋上に続く2例目となる本システムは、環境省と藤沢市から高い評価を受け、総事業費の約半額が補助金として交付されている。
この取り組みは、環境負荷の軽減および持続可能な社会の実現を目指すものだ。大学では1・2年次の必修科目「共通基盤ワークショップ」で環境問題をテーマとしたグループワークも展開し、地域社会と連携しながら環境意識の向上を図っている。
システム概要
- 発電出力:154Kw
- 年間想定発電量:203,007Kwh(構内年間使用電力量の6.1%)
- 蓄電池設備:5Kwh(補助金申請に必要な最小限容量)
- パネルメーカー:カナディアンソーラー(278枚)
- パワコン、BATT機器:ファーウェイ
環境負荷軽減効果
- 年間原油換算削減量:52,173L
- 年間二酸化炭素削減量:103,939kg-CO2
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筆者のコメント
近年、気候変動の影響で湘南エリアでも異常気象を実感する機会が増えている。そんな中、地元の大学がこうした環境への取り組みを積極的に行っているのは、とても心強い。
私たち子育て世代にとって、子どもたちの未来のための環境保全は重要なテーマだ。日々の生活の中でも、節電やゴミの分別など、できることから始めていきたい。
また、湘南工科大学では環境教育にも力を入れているとのことで、将来の環境問題解決を担う人材育成にも期待が高まる。