【藤沢 グルメレポ】We eat Wheat 鵠沼海岸店 - 湘南に新しいイタリアンが上陸!160種類の組み合わせから自分好みにカスタマイズ
2024年9月、藤沢市立鵠沼海浜公園(ハグライドパーク)内に東京・自由が丘の人気店「We eat Wheat(ウィートウィート)」がオープン。
この店の一番の特徴は、パスタとソースの組み合わせを自分で選ぶことができるスタイルです。
なんと、最大で160種の組み合わせ方があるというので驚き!
そんなワクワクが止まらないカスタムパスタを体験してきました。
気分は地中海!海を感じる心地よい空間
お店づくりの世界観は「地中海リゾート」とのこと。
緑と運河のある街のはずれのリストランテをイメージした店内は、カウンター席とソファ席合わせて82席。
石畳が奥まで続き、ゆったり余裕のあるソファが並びます。
解放感とおこもり感がほどよく混在し、つい長居してしまいそうな座席がリゾート気分を上げてくれます。
お料理のコンセプトは「下町のハウスメイド・キッチン」だそうで、本場の味により近いカプート小麦を使用、そば粉もイタリアのものを仕入れ、ソースはすべて自家製、特注の窯で焼き上げるピッツァなど、イタリアのどこかの街で永く愛され続ける地元の味をイメージしたこだわりがあります。
16種のソースと10種のパスタに、トッピングもOK
早速カスタムパスタを注文しましょう。
まずはソースを16種類の中から選びます。
メニューには一品一品イラストが添えられているのが素敵。
写真ではなく上品なイラストというところがより魅力的に見せているような気がして…
どれも美味しそうで初っ端から悩んでしまった筆者です。
「good!」と書かれたものが人気のメニュー、という助け舟を得て、その中でもここ鵠沼海岸店にしかない「江ノ島産釜揚げしらすと本カラスミのオイルペペロンチーノ(税込1,485円)」に決めました。
さらにお好みで海老や生ハムをトッピングすることもできますよ。
続いて10種の中からパスタを選びます。
色も形もさまざまなパスタがずらり。
オイル系のソースにはロングパスタが合うとのことで、波を打った形が珍しい「ラザニエッテフェストナーテ」をチョイスしてみました。
ちなみに、クリーム系にはショートパスタ、トマト系はどちらでも合うと教えていただきました。
迷った時は、スタッフの方に聞くと丁寧におすすめを教えてくださるので、どんどん聞いて美味しい食べ方を追求してみるとよさそうです!
ピッツァ、ドリンク、アラカルトも豊富
そんなわけで、ピッツァもおすすめどおりに「トリュフホワイトビスマルク(税込2,420円)」を注文。
こちらのピッツァは半熟卵が真ん中にのるため不可なのですが、それ以外のピッツァは「ハーフ&ハーフ(税込2,530円)」にすることが可能です。
「迷ったら2つとも!」も良し、お友達と1つずつ選ぶも良し、の嬉しいメニュー。
ドリンクメニューも豊富で、その上どれもゴージャス。
迷いに迷って蜂蜜のハニーレモンスカッシュ(税込605円)にしました。
自家製のレモネードを使っているとのこと。
「Seasonal Special Drink(季節の飲み物)」には「桃のオーガニックアイスティー(税込880円)」や「レモンチェッロモヒート(税込880円)」、「林檎のハイボール(税込825円)」など、ネーミングだけでもうっとりしてしまうドリンクが並び、その多くがアルコール/ノンアルコールを選択できるので、どなたでも楽しめそう。
ここでようやく注文が完了(笑)
ここまでですでに一種の満足感を得ている自分に気づきました。
選ぶという行為がエンターテインメントとなり、スタッフの方や同伴者とあれこれ吟味しながら注文する楽しさを味わっていたのです。
注文時に悩むことはどの店でも多かれ少なかれありますが、ここまで厳選された魅力的なメニューの中から自分だけの一品を作るためにワクワクできる注文は他にないのでは。
その分、待っている間の期待感も格別です。
カプート小麦で本場の味を堪能
ほどなくして、その期待に応えるように、とても美味しそうなお料理が到着しました。
パスタから選んだペペロンチーノは、江ノ島で仕入れている新鮮なしらすとカラスミがマッチして海の味を奏でていました。
オイルソースがまんべんなく絡むので、波打った形状のパスタにして正解でした。
すでにボリューム感がありますが、ラージサイズに変更も可。
お友達とシェアしても良いですね。
We eat Wheatの生パスタはイタリアのカプート社の小麦粉を使用。
厳選された小麦から伝統的な製法で作られています。
生パスタだけの持ち帰りも可能。
おうちでも好きなソースと合わせて楽しむことができます。
ピッツァは専用の小麦を使用。タバスコは3種用意
ピッツァは自分で切り分けて出来立てをいただきます。
熱々の生地と溶けたチーズにフレッシュな生ハムとハーブが対照的で、半熟卵がとても良い具合に全体をまとめてくれます。
そこにトリュフのアクセントが効いて、完璧としか言いようがありません。
ピッツァに使うのはカプート小麦ではなく、ナポリピッツァに近い配合で作ったもの。
手伸ばしで作り、特注の窯で焼き上げるふんわりもっちりした生地は、生地だけでもペロリとたいらげられそうな美味しさでした。
なんとタバスコも種類豊富に3つ用意してくださいます。
オーソドックスなもの、より辛さと刺激のあるもの、そしてトリュフ入りのもの。
トリュフのピッツァにトリュフのタバスコをかけるなんて、なんだか背徳感を感じながら試してみましたが、独特なコクが増してとても贅沢な味になりました。
蜂蜜のハニーレモンスカッシュはほどよい甘味と酸味で食事の邪魔をしません。
スライスレモンをたくさん浮かべてあり見た目も爽やか。
プラスチックでないエコストローなのもさりげなく嬉しいポイントでした。
ここにしかないオリジナルジェラートも絶品
最後に、鵠沼海岸店でしか提供していないというジェラートもいただきました。
御察しのとおり、こちらも魅惑的なメニューが勢ぞろい。
「湘南ゴールドとマスカルポーネチーズ(税込550円)」をおすすめしていただき、実食すると「おすすめしてくれてありがとう」としか言えないような、衝撃的な美味しさ!
湘南ゴールドのシャーベットが爽やかな柑橘の香りと、蜂蜜がかかったマスカルポーネのミルキーな甘さが、こんなに合うとは。
さらに、凍らせて削った湘南ゴールドの皮が本当に良い仕事をしていて、お腹いっぱいなことを忘れて溶ける間もなく食べちゃいました。
バリスタマシンで一杯ずつ淹れてくれるカフェラテ(税込550円)に添えられたのは、体に優しいブラウンシュガーというこだわりっぷり。
どんな人でもきっと楽しめる、通いたくなるお店
お子様連れ歓迎で、子ども用の椅子のほか、辛くないソースや小さいサイズのキッズメニューも用意があるとのこと。
また、土・日・祝日は9:00~11:00の間でモーニングも提供。
ランチ・ディナーと異なり、オムレツやワッフルなどこの時間にしか味わえないメニューです。
ヴィーガン・グルテンフリーに対応したメニューも豊富。
オーガニックや化学調味料不使用にもこだわっています。
これらは湘南エリアでも高まる需要であり、外国からの観光客も多く訪れるため、たくさんの方に喜ばれているそうです。
朝から夜まで、どんなシーンにも利用でき、誰もが選ぶ自由と楽しさを味わえる「We eat Wheat」。
訪れる人の数をかけると160種類をはるかに超える美味しい組み合わせが生まれる場所。
まるで多様性の時代を象徴するような豊かなお店だと感じました。
We eat Wheat 鵠沼海岸店
営業時間
【5・6・9~11月】
月~金:11:00~22:00(21:00フードLO/21:30ドリンクLO)
土・日・祝日:9:00~22:00(21:00フードLO/21:30ドリンクLO)
【12~4月】
月~金:11:00~21:00(20:00フードLO/20:30ドリンクLO)
土・日・祝日:9:00~22:00(21:00フードLO/21:30ドリンクLO)
【8月】
全日:9:00~22:00(21:00フードLO/21:30ドリンクLO)
定休日
不定休
電話番号
0466-90-3033
支払い方法
現金、カード、電子マネー、QR決済(PayPay)
禁煙・喫煙
禁煙
設備
ソファー席、カウンター席
アクセス
小田急電鉄江ノ島線「鵠沼海岸駅」より徒歩10分
住所:〒251-0037 神奈川県藤沢市鵠沼海岸4丁目4−1 HUGPARK 鵠沼海浜公園
駐車場:あり(有料) ※3,000円以上のご利用で90分無料
基本情報
お店の種類
レストラン
ジャンル
イタリアン
メイン料理
パスタ、ピザ
利用シーン
お一人様、家族・子連れ、ランチ、ディナー、デート、女子会
こだわり条件
落ち着いた空間、子ども歓迎、ベジタリアンメニュー、ビーガンメニュー、貸切可