藤沢市 今しか見られない!クラゲを食べて育ったオオバウチワエビのニスト幼生
画像出典:新江ノ島水族館
クラゲを食べて育ったオオバウチワエビのニスト幼生
新江ノ島水族館のホームページにジェリーフィッシュライダーが大変身!?クラゲを食べて育ったオオバウチワエビのニスト幼生数週間しか見られない姿、通称「ガラスエビ」展示開始という情報が掲載されていました。
親とは似ても似つかない透明な平べったいクモのような姿をしているウチワエビ類の幼生は、フィロゾーマ幼生と呼ばれ、浮遊している間、クラゲ類を乗り物兼食料として利用します。
そのため「ジェリーフィッシュライダー」とも呼ばれます。
今回、2021年 6月 19日にふ化した個体を当館でクラゲを与えながら飼育し、無事 6回の脱皮を経て、ニスト幼生となりました。
浮遊生活から底生生活へ移行し、姿もエビらしく変化しました。
ニスト幼生は、まだ透明な姿をしているため、「ガラスエビ」とも呼ばれます。
しばらくすると少しずつ色が変化していき、もう一回脱皮をすると「稚エビ」となり、親と同じ姿になります。
「ガラスエビ」の状態は、ほんの数週間しか見られないとても貴重な姿です。
クラゲを乗り物兼食料として利用しているというジェリーフィッシュライダー。
もう1度脱皮すると姿が変わってしまうそう。
今しか見られないジェリーフィッシュライダーとっても貴重ですね!