藤沢市での生活は快適？ファミリー層の住みやすさと地域の特徴を紹介！
都内へのアクセスも良好で自然も豊かな藤沢市ですが、家族構成が違えば移り住む際に重要視するポイントも異なります。
本記事では様々な角度から、ファミリー層目線での藤沢市の住みやすさと特徴をご紹介します。
藤沢市ってどんな街
藤沢市は神奈川県では中央、湘南地域では東部に位置する市です。
面積は69.57㎢と広く、人口は令和5年1月1日現在で443,832人、世帯ベースでは200,473世帯の方々が住んでいる自治体です。
藤沢市は全国的に有名な江の島もあるので観光地としても栄えていていますが、藤沢駅から新宿駅までは1時間以内と都内への通勤圏内にありますので、ベッドタウンとしても発展しています。
藤沢市内の家賃相場
不動産藤沢市内のファミリータイプの物件の家賃は、5万円台から20万円台まで幅広いです。
市内の賃貸物件の数は非常に多く、ファミリー向けでも700件近くの物件を掲載している不動産サイトもあります。
最も多い金額帯は8万円から10万円の間で、家賃相場を隣接の市と比較した場合、茅ヶ崎よりも高いですが、鎌倉市よりは安いです。
下記の表は、不動産賃貸サイトの主要駅の家賃相場です。
藤沢駅が最も家賃が高いわけではありませんし、駅までの距離によって相場は変わりますので目安としてご参考にしてください。
＜藤沢市の主要駅の家賃相場比較＞
| 駅 | 1LDK | 2LDK | 3LDK | 4LDK |
| 藤沢駅 （JR 小田急電鉄 江ノ島電鉄） |
11.49万円 | 15.05万円 | 19.79万円 | 16.80万円 |
| 辻堂駅 （JR） |
12.31万円 | 10.18万円 | 21.66万円 | 25.8万円 |
| 江ノ島駅 （江ノ島電鉄） 湘南江の島駅 （湘南モノレール） 片瀬江ノ島駅 （小田急電鉄） |
12.03万円 | 17.0万円 | 22.5万円 | 17.6万円 |
| 鵠沼駅 （江ノ島電鉄） |
10.32万円 | 15.0万円 | 16.6万円 | 22.5万円 |
| 柳小路駅 （江ノ島電鉄） |
9.84万円 | 20.0万円 | 18.2万円 | 25万円 |
| 目白山下駅 （湘南モノレール） |
10.5万円 | 12.2万円 | 17.4万円 | 25万円 |
| 鵠沼海岸駅 （小田急電鉄） |
13.6万円 | 14.8万円 | 18.4万円 | 24.8万円 |
| 湘南台駅 （小田急電鉄 相模鉄道 横浜市営地下鉄） |
9.7万円 | 9.9万円 | 12.2万円 | 16.3万円 |
| 善行駅 （小田急電鉄） |
8.9万円 | 10.0万円 | 8.2万円 | 18.6万円 |
| 藤沢本町駅 （小田急電鉄） |
10.7万円 | 13.4万円 | 19.2万円 | 18.1万円 |
出典元
：LIFULL HOLMES 、SUUMO 、 CHINTAI 、スマイティ
交通（通勤・通学）
藤沢市は、複数の交通手段を活かした交通体系を目指しています。
＜藤沢市の目指している交通体系＞
- 最寄り駅まで 15 分の交通体系
- 藤沢駅周辺（中心市街地）まで 30 分の交通体系
- インターチェンジまで 30 分（産業系市街地から 15 分）の交通体系
- 環境にやさしい交通体系
- ひとにやさしく・災害に強い交通体系
この5つの交通体系は、電車・モノレール・バス・自転車・徒歩を組み合わせてはじめて達成できるものであり、特定の公共交通機関に依存しないことで、どの場所に住んでも通勤・通学しやすいようにしています。
たとえば鉄道であれば、JR東海道本線や小田急江ノ島線、相模鉄道、横浜市営地下鉄が接続していますし、藤沢駅からは江ノ島電鉄線、湘南江の島駅から湘南モノレールも運行しています。
バスは、主要な駅である藤沢駅、辻堂駅、湘南台駅、長後駅を主な起点として、バス網が形成されています。
大学、高校についても基本的に鉄道駅の徒歩圏か、バス路線沿線に立地していますので通勤しやすいです。
なお一部の大学、高校は、鉄道駅やバス路線から離れた場所に立地している学校もあるため、地元の方であれば自転車等を活用して通学することになります。
＜藤沢駅から主な場所への所要時間＞
| 行先 | 所要時間（※1） | 運賃（※2） |
| 東京駅 | 53分 | 990円 |
| 新宿駅 （小田急） |
69分 | 597円 |
| 新宿駅 （JR） |
59分 | 990円 |
| 品川駅 | 44分 | 770円 |
| 横浜駅 | 24分 | 418円 |
| 羽田空港 | 61分 | 782円 |
| 成田空港 （特急） |
126分 | 3,547円 |
| 成田空港 （鈍行） |
159分 | 2,247円 |
※1 平日午前7時頃に出発することを想定
※2 ICカードを利用した場合
買い物（大型スーパー・コンビニ）
藤沢市には、大型商業施設等が10店舗ありますが、その中でもオススメの店舗を3つご紹介します。
【藤沢市の大型商業施設一覧】
- ODAKYU 湘南 GATE
- 湘南モールフィル
- テラスモール湘南
- トレアージュ白旗
- ミスターマックス湘南藤沢ショッピングセンター
- なぎさモール辻堂
- 湘南ライフピア
- イトーヨーカドー藤沢店
- イトーヨーカドー湘南台点
- 湘南とうきゅう
ODAKYU 湘南 GATE
最初にご紹介するのは、藤沢駅前にある「ODAKYU 湘南 GATE」です。
ODAKYU 湘南 GATEは、「小田急百貨店藤沢店」が「ODAKYU 湘南 GATE」に名称変更したことで誕生した商業施設なので、昔から地元の方に親しまれている場所です。
場所は、小田急江ノ島線・JR東海道線「藤沢駅」徒歩1分、江ノ電「藤沢駅」とは直結していますので立地は抜群なので、藤沢駅周辺にお住まいの方はもちろんのこと、他の地域に住んでいる藤沢市民の方も買い物に来ることができます。
建物は地上7階・地下1階と広く、屋上は湘南ベルマーレ フットサルコートとなっています。
百貨店ですので食料品から衣類関係まで幅広く取り揃えていますし、生活雑貨として100円ショップやメガネ屋など、ODAKYU 湘南 GATEだけでお買い物を済ませることができます。
【基本情報】
| 住所 | 神奈川県藤沢市南藤沢21−1 |
| 営業時間 | ・小田急百貨店ふじさわ 10時～20時 ・専門店 10時～20時 ・レストラン 11時～20時 ・フードホール 11時～20時 ※市民図書館・常設展示室市民ギャラリー、一部店舗は営業時間が異なります。 |
| アクセス | ＜電車＞ 小田急江ノ島線・JR東海道線「藤沢駅」徒歩1分 江ノ電「藤沢駅」直結 |
| 駐車場 | ＜ダイレクトパーク藤沢駅南口＞ ※2,000円（税込）以上で1時間 4,000円（税込）以上で2時間 20,000円（税込）以上で3時間無料＜フリートパーキング＞ ※1店舗2,000円（税込）以上で1時間無料 |
テラスモール湘南
テラスモール湘南は、辻堂駅北口直結の複合商業施設です。
駅直結なので雨の日も安心ですし、複合商業施設なので1日いても飽きないほど多くのお店が揃っています。
たとえば子どもが歯医者や習い事をしている間に買い物を済ませることもできますし、休日は一緒に最新映画を観ることもできます。
【基本情報】
| 住所 | 神奈川県藤沢市辻堂神台1丁目3−1 |
| 営業時間 | ・専門店街 10時～21時 ・レストラン街 11時～23時 ・潮風キッチン 10時～21時 ・湘南ヴィレッジ 10時～21時 ・セブン-イレブン 24時間営業 |
| アクセス | ＜電車＞ JR辻堂駅北口直結 ・横浜から約25分 ・小田原から約29分 |
| 駐車場 | ・営業時間 6時～25時 （営業時間以外の入庫は不可。出庫は24時間可能。） ・料金 最初の1時間無料 無料後30分毎に150円（税込） ※1,000円以上～3,000円未満お買い物合計で2時間無料 3,000円以上～10,000円未満お買い物合計で3時間無料 10,000円以上お買い物合計で4時間無料 |
トレアージュ白旗
車で買い物をしたい方は、「トレアージュ白旗」もオススメです。
場所は小田急江ノ島線「藤沢本町駅」から徒歩5分と悪くありませんし、バスの「藤沢市民病院」で下車すれば、すぐにショッピングセンターに行くことができます。
駐車料金は最初の2時間は無料なので、小さなお子さんがいるご家庭は公共交通を利用しなくても行くことができます。
特定の店舗を利用された方は、駐車サービス時間の延長を受けられますのでご安心ください。
施設の近くには藤沢市民病院がありますので、病院へ行った後に買い物することも可能です。
2階建ての建物なので、先にご紹介した2つの施設に比べるとコンパクトなショッピングセンターですが、その分すぐに買い物を済ませられるのが嬉しいポイント。
施設内にはスーパーはもちろんこと、ドラッグストアや100円ショップもありますし、寝食店や本屋さんもあるので、どの年代の方でも目的がある場所になっています。
【基本情報】
| 住所 | 神奈川県藤沢市藤沢2丁目3−15 |
| 営業時間 | 営業時間は、ショップごとに異なります。 |
| アクセス | ＜電車＞ 小田急江ノ島線「藤沢本町駅」下車徒歩5分＜バス＞ バス「藤沢市民病院」下車すぐ、白旗神社の前 |
| 駐車場 | ＜ダイレクトパーク藤沢駅南口＞ ※2,000円（税込）以上で1時間無料 4,000円（税込）以上で2時間無料 20,000円（税込）以上で3時間無料＜フリートパーキング＞ 最初の2時間無料 |
自然公園・都市公園
藤沢市には藤沢市立公園が315か所、神奈川県立公園3か所あり、公園面積を藤沢市の人口で割ると、市民1人当たり5.30㎡が割り当てられている計算です。
新林公園
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新林公園は藤沢の中心街に近い場所にある公園です。
16.20haと十分に広いスペースには緑溢れており、散策路にリスが顔をのぞかせることもあります。
溜め池の「川名大池」は、藤沢市の鳥となっているカワセミも観ることができますし、大池から流れた場所には湿性植物も見られます。
また、公園内の古民家は茶会にも利用されており、公園で昔の趣を感じることもできます。
【基本情報】
| 住所 | 藤沢市川名字新林411番1 |
| アクセス | ＜徒歩＞ 藤沢駅南口より徒歩20分＜バス＞ バス停「富士見ヶ丘」下車 徒歩約5分 ・藤沢駅南口から江ノ電バス「手広経由 湘南車庫行」 ・藤沢駅南口から江ノ電バス「富士見ヶ丘経由 桔梗山行」 |
| 駐車場 | 35台（9時00分～16時30分） ※大型バスは利用不可 ※近くに奥田公園駐車場（有料） |
湘南台公園
湘南台駅から徒歩10分の場所にある湘南台公園は、大芝生広場と遊具広場だけでなく、テニスコートも備わっています。
テニスコートを利用するためには個人登録が必要となりますが、1時間600円で利用できるため、とてもリーズナブル。
近くには湘南台文化センターもありますので、公園で遊ぶだけでなく、総合図書館で本を借りるなど、子どもの成長に合わせた楽しみ方ができます。
【基本情報】
| 住所 | 藤沢市湘南台7丁目16番 |
| アクセス | ＜電車＞ 小田急線・相鉄線・横浜市営地下鉄ブルーライン 湘南台駅東口より徒歩10分 |
| 駐車場 | なし（近くに有料駐車場あり） |
引地川親水公園（ひきちがわしんすいこうえん）
引地川親水公園は、自然を身近に感じられる公園です。
湿性植物園や藤棚、ツツジの丘、桜並木などの植物を見ることができるので、散策するだけでも公園を満喫できます。
公園内には、自然以外にも大庭スポーツ広場球技場や 多目的広場、ドッグパークがありますので、どの年代のご家族でも楽しめます。
また駐車場も100台以上を無料で停めることができますので、車で公園に行きたい場合は引地川親水公園がいいかもしれません。
【基本情報】
| 住所 | 藤沢市大庭字中沢6,510番 |
| アクセス | ＜バス＞ バス停「舟地蔵」より徒歩5分 ・辻堂駅北口から神奈中バス 「辻28 大六天・湘南カントリークラブ前経由 湘南ライフタウン行」 ・辻堂駅北口から神奈中バス 「辻33 羽鳥山・駒寄・矢崎経由 綾瀬車庫行」 バス停「天神社前」下車より徒歩3分 ・藤沢駅北口から神奈中バス 「藤34 羽鳥・一色上経由 湘南台駅西口行」 ・湘南台駅西口から神奈中バス 「藤34 羽鳥・一色上経由又は一色上仲通経由 藤沢駅北口行」 |
| 駐車場 | あり |
子育て・教育
子育て環境を考えて藤沢市に移住する場合、子どもを受け入れる施設が整っていることがとても重要です。
待機児童の有無
子育てのために移住する場合、小学校から高校までだけでなく、保育園・幼稚園がどれだけ存在するかもポイントです。
特に人気のある街は、待機児童が発生する可能性があるので行政側の対応が重要となります。
藤沢市においては、認定こども園の開設を進めるとともに、認可保育所の定員拡大や認可外保育施設における受け入れたことで、令和4年4月1日時点における国基準の待機児童数はゼロとなっています。
待機児童ゼロは令和3年に引き続いてのことですので、子育て対策は継続的に行われています。
子育て支援
藤沢市では、子育て中の保護者と子どもが自由に過ごせる「子育て支援センター」を4か所設けています。
＜子育て支援センター＞
- 藤沢子育て支援センター
- 湘南台子育て支援センター
- 辻堂子育て支援センター
- 六会子育て支援センター
子育て支援センターでは、子育てアドバイザーが子育ての不安・悩みの相談対応や役立つ情報を提供しています。
月曜日から土曜日を開所日としていますが、予約制となっていますので、ご利用される際は忘れずに予約してください。
また、藤沢市が発行している「ふじさわ子育てガイド」では、子育てに関する情報が盛り込まれています。
たとえば「子育てアプリふじさわ（母子モ）」では、藤沢市の子育て支援情報を発信しています。
健診や予防接種などの情報・スケジュール管理機能だけでなく、登録した写真や成長日記を家族で共有することも可能です。
単身赴任など、子育てするのが難しい状況のご家庭でも、アプリがあれば一緒に子どもの成長を感じることができますので、藤沢市で子育てをする方はご利用を検討してください。
妊娠・出産・育児などの相談窓口として、「ふじさわ安心ダイヤル24」が開設されており、ヘルスカウンセラーが24時間無料で対応しています。（電話番号 0120-26-0070）
相談窓口の存在を知っているだけでも安心感が得られますし、不安になった際は一人で悩まず積極的に活用してください。
放課後児童クラブ（学童）
藤沢市の放課後児童クラブは、令和4年4月1日現在で74クラブあります。
クラブへの入所は原則小学校区ごとに指定されていますが、同じ小学校区に複数事業者の運営するクラブがある場合は希望制となっています。
医療
子育てだけでなく、10年20年と長期にわたって住み続ける場合、医療体制の充実も移住する際にチェックしなければならないポイントです。
藤沢市内の病院は数だけでなく、休日夜間対応の病院や在宅医療に対応している病院など医療体制が整備されています。
休日・夜間などの急患診察対応
藤沢市では、休日・夜間に応急処置的な医療や軽症患者等に対応するため、休日・夜間急病診療所を2か所開設しています。
藤沢市の南側と北側に開設していますので、どの場所に住んでいたとしてもある程度の時間で行くことができます。
【藤沢市南休日・夜間急病診療所の基本情報】
| 所在地 | 藤沢市片瀬339番地の1（藤沢市医師会館内） |
| 電話番号 | 0466-23-5000 |
| 診療科目 | 内科・小児科 |
| 診療時間 | 休日（日曜日・祝日・年末年始）昼間 9時～12時、13時～17時 |
| 土曜・休日夜間 18時～23時 |
【藤沢市北休日・夜間急病診療所の基本情報】
| 所在地 | 藤沢市大庭5527番地の1（藤沢市保健医療センター内） |
| 電話番号 | 0466-88-7301 |
| 診療科目 | 内科・小児科・耳鼻科 ※耳鼻科は当番日のみ |
| 診療時間 （内科・小児科） |
休日（日曜日・祝日・年末年始）昼間 9時～12時、13時～17時 |
| 土曜・休日夜間 18時～翌朝7時30分（小児科23時まで） ※発熱患者に対応した診療は23時まで |
|
| 平日夜間 20時～23時 |
|
|
診療時間 |
休日（日曜日・祝日・年末年始）昼間 当番日の9時～17時 |
在宅医療
藤沢市では、在宅医療への対応も重要視しており、下記の医療関係の訪問診療等を受けることができます。
＜在宅医療＞
- 訪問診療可能な診療所・病院
- 歯科医院
- 薬局
- 訪問看護ステーション
訪問診療等に対応している病院などについては、藤沢市ホームページの「在宅医療に関する医療資源情報」をご確認ください。
予防接種
病気への感染・発症を防いだり、病気になったときの症状を軽減するために予防接種は必要ですが、藤沢市では下記の予防接種を実施しています。
＜予防接種の種類＞
- 高齢者の予防接種
- HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種
- 風しんワクチン予防接種
- 子どもの予防接種
子どもの予防接種については、すべて個別接種です。
予防接種法で定められた定期の予防接種に関わる費用は、対象年齢・規定回数を満たす場合は無料で接種できます。
医療施設の検索方法
藤沢市内の医療施設が分からない場合には、「かながわ医療情報検索サービス」を利用することも選択肢になります。
「かながわ医療情報検索サービス」は、神奈川県内の病院・診療所・助産所・薬局の情報を検索できるシステムなので、藤沢市に隣接している鎌倉市や茅ヶ崎市の病院等も探すことができます。
医療安全相談窓口のご案内
医療安全相談窓口とは、医療機関に関する相談ができる窓口です。
患者と家族が自主的に医療についての悩みを解決できるよう助言することを目的としており、原則として電話相談で対応しています。
【医療安全相談窓口】
| 相談受付日 | 月・水・金曜日（祝日及び年末年始を除く） 午前9時～12時、午後1時～3時 |
| 相談専用電話 | 0466-50-8390 |
公共施設
図書館
藤沢市内には、4か所の市民図書館と11か所の市民図書室があります。
図書館の場所は中心部だけでなく、市内全体にありますので、どの場所に住んだとしても利用できる市民図書館・市民図書室があります。
藤沢市内で特徴的な図書館は、藤沢市総合市民図書館です。
藤沢市総合市民図書館は、南市民図書館・辻堂市民図書館・湘南大庭市民図書館の3分館と市内11市民図書室の機能を連携させることで、市民が不自由なく図書館サービスを利用できるような仕組みとなっています。
また総合市民図書館と同じ建物内にある点字図書館では、視覚障がい者の方へ点字図書・録音図書の貸出や製作を行っており、点字図書館にない図書も他の点字図書館などから取り寄せが可能です。
【総合市民図書館の基本情報】
| 住所 | 神奈川県藤沢市湘南台7丁目18−2 藤沢市総合市民図書館 |
| 開館時間 | 開館日 〇月・木・土・日 9時～17時 〇第1・第3・第5水曜日 9時～17時 （第2・第4水曜日が休日で開館の場合は9時～17時） 〇火・金 午前9時～19時 （休日の場合は17時まで）休館日 〇第2・第4水曜日 （休日の場合、その後最初に来る平日） 〇特別整理期間 4月～翌年3月の間に10日以内 〇年末年始 （12月29日～1月4日） |
| アクセス | ＜電車＞ 小田急線・市営地下鉄ブルーライン・相鉄いずみ野線 湘南台駅東口より徒歩約10分 |
| 駐車場 | ・開館日の9時から17時 （夜間開館日は19時まで） ・料金 最初の2時間無料 無料後30分100円 ※身体障がい者手帳等を所持している人および付添の方は無料 |
運動施設
藤沢市内には、陸上競技場だけでなく、様々なスポーツ施設があります。
特に秋葉台運動施設は充実した設備が魅力であり、体育館はもちろんこと、プール（屋内・屋外）や球技場、トレーニングルーム・サウナルームだけでなくスケートボード広場もあります。
体育館はバスケットボールやバドミントンなどのスポーツだけでなく、武道場として使用する体育館も用意されています。
体育館等の使用料金は、施設の種類や使用する区分によって異なりますので、料金表をご確認ください。
【秋葉台運動施設の基本情報】
| 住所 | 神奈川県藤沢市遠藤2000−1 藤沢市秋葉台文化体育館 |
| 開館時間 | 〇開館時間 ・8時30分～21時 〇使用時間 ・9時00分～21時 〇休館日 ・毎月第3月曜日 トレーニングルームおよび サウナ・浴室は毎月第1月曜日も保守のため休室 （休日の場合は翌日が休室日） ・年末年始 （12/28～1/4） |
| 施設使用料 | 秋葉台文化体育館 基本使用料・付属設備使用料表 |
| アクセス | ＜バス＞ 小田急江ノ島線・横浜市営地下鉄・相鉄いずみ野線 「湘南台駅西口」より慶應大学行き「南大山」 大辻経由藤沢・茅ヶ崎行き「遠藤」より徒歩5分 |
| 駐車場 | 〇入場時間 8時30分～9時00分 〇出場時間 8時30分～9時45分 〇駐車台数 合計576台 最初の2時間無料 2時間を越え3時間まで 300円 3時間を越え6時間まで 30分毎に100円 ※市内在住の60歳以上が、個人使用する場合は2割減額。 ※障がい者・介護保険法に規定された要介護被保険者 および、その介護者が個人使用する場合は免除。 |
ビーチ・海岸
藤沢市は海岸に接していますので、数多くのビーチ・海水浴場があります。
ビーチはサーファーや若者が集まっているイメージもありますが、ファミリー向けとしてオススメなのが湘南海岸公園です。
湘南海岸公園は、片瀬海岸と鵠沼海岸に隣接している公園で、ビーチスポーツやライフセービング活動の拠点にもなっています。
そのため駐車場はもちろんのこと、温水シャワーやカフェテリアなどもあります。
また細長い形状になっていることから、海沿いのサイクリングロードも楽しむことが可能です。
【湘南海岸公園の基本情報】
| 住所 | 神奈川県藤沢市鵠沼海岸1丁目17−3 |
| アクセス | ＜電車＞ 小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩5分 小田急線「鵠沼海岸駅」から徒歩10分 江ノ電「湘南海岸公園駅」から徒歩10分 |
| 駐車場 | 〇湘南海岸公園 西部駐車場 ・24時間営業 ・駐車台数 685台 屋上 360台（夏期のみ） 地下 325台 ・駐車料金 7月・8月 30分毎260円 7月・8月以外 30分毎210円 ・支払方法 現金／交通系電子マネー／クレジットカード／プリペイドカード〇湘南海岸公園 中部駐車場 ・24時間営業 ・駐車台数 362台 屋上 188台（夏期のみ） 地下 174台 ・駐車料金 7月・8月 30分毎260円 7月・8月以外 30分毎210円 ・支払方法 現金／交通系電子マネー／クレジットカード／プリペイドカード |
藤沢市に住む人の声
ここで藤沢市に住んでいる、本サイトのライターの声を紹介します。
- 都内にも通勤できる距離でありながら、身近に感じられる自然や、昔ながらの商店街などが残っている街並みの中で、ゆったりと暮らすことができるところがおすすめです。（T.H.）
- 海や山での遊びが充実している他、大きな公園や児童館が沢山あり、子供がのびのび遊べる環境で子育てしやすいです。
都内や鎌倉、箱根に行きやすいのも魅力だと思います。(ててこ） - 海や江ノ島や鎌倉など観光地が近くにたくさんあるので、思いついたら行ける距離なのが魅力です。
地域のイベントも盛んで、子供達も歴史や自然に親しみながら成長できる環境です。
都内や横浜への通勤通学も便利なので、子育て世代にもおすすめな街です。（nori）
藤沢市への移住がオススメできるポイント
藤沢市の主要駅周辺は、自家用車がなくても生活に苦労することはありませんし、都内への出勤も可能なエリアです。
市内には江の島をはじめとする観光地が数多くありますので、遠出をしなくても休日を満喫できるのも魅力的です。
子育て世代の方にもオススメできる客観的なデータとして、次の3点があります。
- 藤沢市は人口増加の多い市町村にランクイン
- 特に0歳から14歳の世代は、全国で10番目に転入超過数が多い市町村に選出
- 神奈川県で3番目に人口が増加している市区町村（2020年）
実際に藤沢市に住むことを考えた場合、利便性を考慮するなら藤沢駅周辺や辻堂周辺、自然を感じながら子育てしたい方は、藤沢市北部もオススメです。
まとめ
藤沢市はビーチなど湘南のイメージが強く、海岸沿いには魅力的な自然や街が揃っています。
もちろん主要な駅の藤沢駅をはじめとする駅周辺は生活するのに不便はありませんし、自然が数多く残っているので子育てがしやすい環境も整っています。
藤沢市に移住を検討されている方は、観光も兼ねて下見に来ていただけると、より湘南エリアの魅力を感じられると思います。
