【藤沢 学びスポットレポ】ふじさわ宿交流館 - 藤沢宿の歴史に想いを馳せる
旧東海道の藤沢宿に関する資料などが展示されています
藤沢市西富に【ふじさわ宿交流館】があります。
旧東海道の藤沢宿に関する資料などが展示されており、近隣住民の憩いの場としても活用されています。
藤沢宿とは、旧東海道の江戸日本橋から数えて6番目の宿場です。
戦国時代から交通上の要地だったそうですが、慶長6年(1601年)に駅制が定められるにあたって藤沢宿として整備され成立しました。
宿場は境川東岸の大鋸町(鎌倉郡)と同西岸の大久保町(高座郡)・坂戸町(同)の3町で構成されており、遊行寺東側の江戸方見附から台町の東手前の京方見附までのエリアです。
まるで古い土蔵のような外観ですね。
このエリアには藤沢宿時代に商売をしていた家の名残で、土蔵や店蔵などが現在も残っている家が多くあります。
この建物はそんなエリアの雰囲気に上手く溶け込んでいます。
こちらの一階には東海道五十三次や藤沢宿に関する様々な資料が展示されている「郷土資料展示室」があります。
ふじさわ宿交流館のエントランスにはベンチがあります。
観光客がちょっと休憩したり、地域にお住まいの方が会話を楽しんだりするのにちょうどいいスペースです。
人々が集まる場所があることで地域に活気も生まれますね。
上の写真の入り口を入るとすぐに多目的ホールがあります。
私が行った時には「藤沢華道協会」メンバーによる作品の展覧会が開催されていました。
市民の活動の場として活用されています。
多くのお客さんが来場されていて、みなさん楽しそうに談笑されていました。
多目的ホールでは講演やワークショップなどの催しも開催できるそうです。
さまざまな使い方をすることで、より多くの人に藤沢宿の歴史を知ってもらうことができそうですね。
ふじさわ宿交流館があるエリアでは、2022年11月12日〜12月4日の期間の土・日曜日に、『藤沢今昔・まちなかアートめぐり2022』という展覧会が開催されています。
国登録有形文化財の町家や蔵・庭園を会場にして行われる展覧会です。
藤沢宿の歴史を残す建物に作品が展示されていますので、古い建物を見るのが好きな方もきっと楽しめるのではないでしょうか。
湘南人でご紹介していますのでぜひご覧ください。
【藤沢 イベントレポ】藤沢今昔・まちなかアートめぐり2022 - 歴史の息吹と、芸術の探究を体感する①
【藤沢 イベントレポ】藤沢今昔・まちなかアートめぐり2022 - 歴史の息吹と、芸術の探究を体感する②
みなさんもぜひ【ふじさわ宿交流館】に足をお運びください。
施設紹介
【ふじさわ宿交流館】
■住所:〒251-0001 神奈川県藤沢市西富1丁目3−3
■電話番号:0466552255
■開館時間:4月〜9月 9:00〜18:00、10月〜3月 9:00〜17:00(月曜日、年末年始休館)
■入館料:無料
※駐車場なし
アクセス
電車:JR藤沢駅北口より徒歩14分
小田急藤沢本町駅より徒歩15分
バス:藤沢駅北口5番のりば「戸塚バスセンター行」または「俣野公園・横浜薬大前行」乗車、「藤沢橋」下車(所要時間約5分)徒歩1分