【鎌倉 グルメレポ】川古江家 (かわごえや) - 創業136年 湯気と出汁の香りに包まれて、熱々のお蕎麦と鎌倉名物を味わう
明治20年創業、鎌倉名物とお蕎麦を愉しむ和食処
鎌倉駅東口を出ると正前にバスロータリーがあり、たくさんのバスが運行しています。
神社仏閣など参拝や観光におすすめです。
バスマップ
そのバスロータリーに面した和食処、川古江家 (かわごえや)をご紹介します。
鎌倉名物しらす丼や熱々のお蕎麦が食べられるお店です。
このロケーションで50席もあり、修学旅行や社員旅行、慰安旅行などの団体利用も可能です。
鶴岡八幡宮へと続く小町通りの赤い鳥居の近くにあります。
画像出典:写真AC
鶴岡八幡宮への参道は、由比ガ浜から鶴岡八幡宮に向かって延びている若宮大路(わかみやおおじ)を指します。
二の鳥居から三の鳥居までの、車道より一段高い歩道は段葛(だんかずら)と呼ばれ、観光客で賑わいます。
段葛は八幡宮に近づくにつれ、段葛の横幅がだんだん狭くなっているのをご存知ですか?
遠近法によって実際の距離より長く見えるようにと、鎌倉幕府の工夫が今もなお残っています。
画像出典:写真AC
正面の鶴岡八幡宮本殿の門には「八幡宮」と記された額が掲げられ、「八」の字をよく見ると2羽の鳩で形作られています。
鎌倉のお土産、豊島屋の鳩サブレーが人気ですね。
今回ご紹介する、川古江家の入口にも鳩がいましたよ。(写真左下、提灯の横)
川古江家 (かわごえや)は、マクドナルド横の大きな看板と提灯が目印です。
階段を、地下へと降りていきます。
店内は広々としています。
個人はもちろん、団体利用も対応可能です。
すぐ近くにある姉妹店の「川茂 川古江家別亭」と合わせることによって、なんと100名を収容。
アレルギーやお料理内容の相談など、柔軟な対応が可能なのはうれしいですね。
本店は50席、囲炉裏、テーブル席、お座敷など、どんなお客さまもくつろげる和の空間です。
店内に屋根を配した粋な作りになっていて、寺社門前町のまちかどの風情があります。
囲炉裏のあるテーブルは、仲間と囲むと楽しそうですね。
さて、川古江家のお品書きは、カレー南蛮や鴨南蛮、お蕎麦とミニ丼がセットになったミニ膳など色々あります。
今回は、山菜おろし蕎麦 1,026円(税込)を注文しました。
木蓋が乗った、とても大きな丼(どんぶり)がきました!
お店の方が木蓋を開けると、湯気がもくもくと立ち上がりました。
熱々の湯気とお出汁の良い香りに包まれ、食欲が増します。
お蕎麦の中にはたっぷりの山菜、ゆずが香り、贅沢に大根おろしが入っています。
風味と喉ごしの良い蕎麦がするりと喉を通り、大根おろしがたっぷり入ったつゆも美味。
こちらは、肉南蛮1,166円(税込)です。
柔らかい豚肉がたっぷり入った、シンプルな美味しさです。
お蕎麦が熱々で、湯気でカメラのレンズが曇ってしまうほど。
お店の方におすすめを伺うと、出汁巻卵が人気ということでした。
卵を4個、たっぷりと使っているそうです。
ちょうど隣の席の方が、酒のつまみに注文されていましたよ。
こちらはお品書きの写真ですが、ふわっとしてとても美味しそうでした。
鎌倉観光の方はもちろん、私のような地元民も、このお蕎麦屋さんに足を運びます。
そうそう、この記事の一枚目、川古江家入り口の写真にも鳩が写っていますよ。
鎌倉八幡宮とのご縁でしょうか、ぜひ鎌倉観光と共に鎌倉グルメをゆっくりとお楽しみ下さい。
店舗紹介
【川古江家(かわごえや)】
■住所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1丁目6−19 アラビル B1F
■電話番号:0467-24-2580
■営業時間:11:00~22:00( L.o.21:00)
■定休日:水曜日
■駐車場:なし
アクセス
JR鎌倉駅東口から 徒歩1分