【鎌倉 観光スポットレポ】荏柄天神社 - 学問の神を参拝する
菅原道真を祀っている神社です
鎌倉市二階堂に【荏柄天神社(えがらてんじんじゃ)】という神社があります。
平安時代の1104年に創建されました。
雷雨とともに天神の姿絵が降りてきたのを里人が敬い、そこに神社を建てて祀ったのがはじまりといわれています。
境内は国の史跡、本殿は国の重要文化財に指定されています。
源頼朝が現在の雪ノ下エリアに鎌倉幕府を開いた後は、その鬼門を守護する神社としても崇められたそうです。
『鎌倉宮』という神社や、源頼朝の墓も近くにあるので、まとめて観光される方が多いのではないでしょうか。
鎌倉駅からは少し歩きますが、週末は特に多くの観光客の方々がいらっしゃるのをよく見かけます。
小町の混雑を抜けて、落ち着いた雪ノ下エリアや二階堂エリアをゆっくりと散歩すると気持ちいですよ。
祭神は菅原道真です。
古くは荏柄天満宮とも称し、福岡の太宰府天満宮や京都の北野天満宮と並び日本三大天神の一つに数えられていました。
菅原道真は学問の神でもあるので、現代でも受験生などが多く参拝しています。
境内にかけられていた絵馬にも勉強関係の祈りが多く書かれていました。
勉強関係のお守りも充実していました。
二階堂の住宅地に荏柄天神社はあります。
境内はそこまで大きくないですが、しんみりとした空気が流れていて、観光地の喧騒を忘れて参拝ができます。
こちらが本殿です。
品の良さと趣を感じる建物です。
写真の右側に、赤い梅の花が咲いているのがお分かりでしょうか。
この梅は鎌倉で一番早い時期に咲くと言われる「寒紅梅」です。
私が行った時にはもう咲き始めていたので驚きました。
また、本殿を挟んで左手には大きな白梅の木があり、まだ寒い時期に寒紅梅と揃って咲きます。
こちらは蕾が大きくなっていました。
本殿を紅白の梅が挟んで咲く様は見事ですので、ぜひみなさんにも見ていただきたいです。
境内には他にも梅の木が多くありますので、3月頃まで梅を楽しめます。
春の訪れを感じながら参拝できますので、この時期の参拝もおすすめです。
みなさんもぜひ【荏柄天神社】をご参拝ください。
施設詳細
【荏柄天神社】
■住所:〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂74
■電話番号:0467-25-1772
■拝観時間:8時30分~16時30分
※駐車場なし
アクセス
・JR鎌倉駅より京急バス5番乗り場 「鎌倉20 大塔宮」行 「天神前」バス停下車3分
・鶴岡八幡宮より徒歩10分