【鎌倉 観光スポットレポ】源氏山公園 - 散策する度に新しい発見が待っている

隠された魅力を探してみませんか
源氏山公園は鎌倉の観光スポットとしてとても有名ですね。
北鎌倉の浄智寺と高徳院をつなぐ葛原岡・大仏ハイキングコースの道中に位置しているということもあって、週末は特に賑わっています。
今回はそんな源氏山公園を地元に住んでいる私の視点からご紹介したいと思います!
源氏山は英勝寺と寿福寺の裏にまたがる山で、後三年の役のときに八幡太郎義家が山の上に白旗を立てて戦勝祈願をしたという伝説から、源氏山、白旗山と呼ばれています。
源頼朝が鎌倉入りしてから800年の記念事業の一つとして1965年(昭和40年)につくられたこの公園は、自然公園として親しまれており、桜の時期は花見客で賑わいを見せます。
芝生広がる中央公園には高さ2mほどの源頼朝像が建っています。
公園内には由比ヶ浜の海が見える見晴らしのいい場所もありますよ!
ここではあまり観光客やハイキングをされている方々の姿は見られません。
特に案内板もありませんし、まさかここから海を臨めるとはあまり思われないのではないでしょうか。
ぜひこの秘密のスポットを見つけてくださいね!
ひっそりと「あじさいの小径」という小道もあります!
可愛らしいアジサイが奥ゆかしく咲いていて、とても落ち着く空間ですよ!
源氏山公園周辺は緑豊かな自然や歴史を感じさせる史跡があります。
「葛原岡神社」は特に有名ではないでしょうか。
境内に合鎚稲荷社もある葛原岡神社の鳥居のすぐ側には、縁結び石として名高い「魔去ル石」があります。
公園のすぐわきには、「鎌倉の七切通し」の一つであり、国の史跡でもある「化粧坂切通し」があります。
切通しとは、山や丘などを切りひらいて通した道です。
鎌倉時代、敵の侵攻から鎌倉を守るうえでの重要な拠点としての役割を持っていました。
三方を山にかこまれた鎌倉は天然の要塞とも言えますが、「鎌倉の七切通し」は山を抜けた外の世界との窓口でもありました。
源氏山公園からは上の写真のように見え、案内も若干分かりにくいので、見逃してしまう方も多いのではないかと思います。
切通しの道中は下の写真のように険しい道が続いています。
このように源氏山公園はハイキングの途中で休憩するだけでは足りないほど興味深い公園です。
みなさんも時間をかけてゆっくりと源氏山公園を散策してみてはいかがでしょうか。
きっと新しい発見があるのではないかと思います!
施設紹介
【源氏山公園】
■住所:〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷4丁目7−1
■電話番号:0467452750
アクセス
鎌倉駅西口改札から徒歩約20分。
途中に長い坂もあります。