【鎌倉 ショップレポ】爪健美庵-どんな爪の悩みも解消!!健康な爪づくりがコンセプトのネイルサロン
いつも喧噪の絶えない鎌倉の小町通りですが、そこからちょっと横道にそれると、さわやかな風が吹き抜ける静寂な佇まいが広がっています。
「爪健美庵」がある場所も、小町通りの途中で線路のほうに向かって歩いて行った一画。大きな白地の布に大胆に「爪」と描かれた暖簾が目印です。
オーナーの富田恭子さんが、爪健美庵の鎌倉店をオープンさせたのは2015年のこと。でも、その前には、小田原で1996年、藤沢で2005年に店舗を構えた経緯があり、実は老舗といっていいネイルサロンなのです。
ネイルサロンというと、みなさんは、長く伸ばした爪にカラフルな色を施したり、絵を描いたりしてくれるところというイメージが大きいのではないでしょうか?
ここ爪健美庵が、そうした一般的なアートネイルのサロンと大きく異なるのは、「健康爪」をコンセプトとしているところです。
最初に小田原でサロンをオープンした当初は、富田さんもアートネイルをメインでやっていたものの、やがて、「爪を噛むくせがあって困っている」「爪が弱くてすぐにボロボロになってしまう」「足の巻き爪に悩んでいる」といった相談が増えていったとのこと。
確かに、私たちは日常生活の中で指先を酷使するので、爪には常に負荷がかかりやすいものです。そのため、ケアしない限り、きれいなまま保てるはずがありません。しかも、爪も肌と同じ成分でできているので、年齢を経るごとに劣化や老化が進んでいきます。
その一方で、そもそも爪は指先を保護したり、体の末端である手先の冷えを防いだりする大事な部位です。富田さんはそうした爪本来の重要性に着目し、その美と健康を守ることを第一に考慮しています。
爪の美と健康を保つには、まずは正しいケアが必要という富田さん。透明ジェルネイルにするにしても、アートネイルにするにしても、甘皮処理をし、爪の形を整えるところから始めます。そして、施術しながら、自分でもできるケア方法も教えてくれます。
そのこだわりがあるため、「ちゃんとケアしてくれるサロン」ということで評判が広がり、遠方からはるばる来店するお客さんも多いとか。
また、欠損した爪やポロポロとはがれてしまう爪の形成・修復のニーズにも応えてくれます。
最近では、近隣の皮膚科から形成が必要な人を紹介されたり、その逆に爪に病気があって治療が必要な人を皮膚科に紹介したり、お客さんのキャッチボールをする構図ができあがっているそうです。
爪が健康になると、透明ジェルネイルだけでもとても美しく、人前でも堂々と手を見せられるようになります。
そうした手に、ちょっとしたアクセントとしておすすめしたいのが、ボタンアクセサリーです。
子どもの頃から、小さくて、丸っこくて、可愛いものが好きだった富田さん。その一つが、洋裁をやっていたお母さんが集めていたボタンでした。今ではパリに行ったときなどに、ボタン専門店で気に入ったものを買い集め、オリジナルのアクセサリーを作って、販売もしています。
もちろん、透明なジェルネイルでのコーティング以外に、カラフルなネイルのオーダーも可能です。
長年培ったテクニックで、お客さんの好みのデザインに仕上げてくれます。
ただし、あくまでも基本は爪の正しいケアから。
たとえばウエディングでブーケを持つとき、あるいはパーティーなどでクラッチバックを持つとき、爪本来の美しさは際立つものです。
指先に自信がないという人や、爪にトラブルを抱えているという人は、一度訪れて相談にのってもらったらいかがでしょうか。
店舗紹介
【爪健美庵】
■住所:〒248-0005神奈川県鎌倉市雪ノ下1-2-8
■電話:0467-53-8086
■営業時間10:00~19:00(完全予約制)水・木定休
関連リンク