【鎌倉 ショップレポ】cohiki-江ノ電が目の前を走る日用雑貨と喫茶のちいさなお店
日常にあったらちょっとうれしい雑貨
江ノ電が道路を走る街、腰越にちいさな雑貨店「cohiki(コヒキ)」があります。江ノ電の江ノ島駅と腰越駅からそれぞれ線路沿いを歩いて5~6分のちょうど中間に位置しています。
江ノ電がお店の前をすれすれに走っていきます。
店内はインテリアのお店に勤めていたというオーナーが、ヨーロッパやアジアや北欧と国にこだわらずセレクトしたこだわりの日用雑貨がそろっています。
お店の中央に配置された味わいのある大きなテーブルはヨーロッパの学校の美術室で使われていたものだそう。
テーブルの上にはキッチングッズや日常で使えるものが所狭しと並びます。
それぞれに背景があり、置いてあるだけで景色になるものをセレクトしているのだそう。それでいて使い勝手もいいことがポイント。美しいデザインで、ユニセックス、ボーダーレスなもの、という点も意識されているとのことで、女性だけではなく男性のお客さんも多いのだとか。
ドイツのグラスや、モロッコのリサイクルガラスベースが並ぶ様子はとても涼しげです。テーブルを華やかにしている花は西鎌倉の「frankie flower」さんに活けてもらっているそう。スモークツリーのくすんだ色合いがアンティークのようで、お店の雰囲気にぴったりです。
オーナーが少しずつ集めたというアンティークの花瓶も素敵です。
生活にあったらちょっとうれしいものを、というオーナーのおすすめの日用雑貨は話を聞いているとどれも欲しくなってしまいます。
イングランドの工房で作られたというビーチ材のドアストッパー(1,045円税込)を購入しました。無駄がなく、シンプルかつ機能的なところに惹かれました。
日用雑貨のほか、喫茶で出しているコーヒー豆やチャイミックスも並んでいます。
シンプルで美しいパッケージの「Felt coffee」のコーヒー豆は、丁寧な淹れ方のカードが入っていておすすめとのこと。Felt coffeeの深煎りのIndonesia(900円税込み)を購入しました。豆と一緒についてくるカードにはドリップの抽出のお湯の温度が書いてあり、また最適な豆の挽き目の目安の粉まで入っていました。
オーナーのおすすめを聞きながらじっくり選ぶのも楽しい時間でした。店内の商品は定番のものもあれば、入れ替わるものもあるので、ぜひこまめに足を運んでみてほしいです。雑貨の入荷状況はInstagramをチェックしてみてください。
江ノ電が目の前を走る特等席でゆったりとした時間を
こだわりの雑貨に囲まれた素敵な店内ではコーヒーやチャイ、スイーツをいただくことができます。注文はカウンターで。
築70年近い建物は以前お蕎麦屋さんだったそう。江ノ電を眺めながら一息つけるこの場所は、以前はそば打ち部屋だったとか。
この日は雨でしたが、目の前を走る江ノ電が雨粒越しに見えてとっても贅沢な空間です。
ハンドドリップコーヒーと並んで人気だという豆乳のチャイと自家製バナナケーキのセット(880円税込)を注文しました。
バナナケーキはクルミ入りで香ばしく、ホイップにはザラメの入ったパウダーがかかっていて、食感も楽しく、とても美味しかったです。
パウダーはお店で購入できます。鹿児島県の霧島産のきな粉に喜界島のきび砂糖を使った「おこしにつけたきびきなこ(626円税込み)」。パッケージもかわいいです。
チャイはお店でも販売しているプラナチャイのチャイティーミックスを豆乳で煮出しています。セイロンティーに世界各地から集めたスパイスをブレンドし、仕上げにはちみつを絡めたというチャイはとってもスパイシーで香りがよく優しい甘さで、バナナケーキにもぴったりでした。
この日はホットでいただきましたが、ミルクブリューもできるチャイミックスとのことでしたので、次回は購入しアイスチャイに挑戦したいと思います。
漁港が近く海鮮料理のお店や昔ながらの用品店やお豆腐屋さんなどが並ぶ、どこか懐かしい感じのする街、腰越に不思議となじんだ素敵なお店でした。
ちょっとうれしくなるような雑貨を選んだあとは、江ノ電が間近に見える席でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
【cohiki(コヒキ)】
■住所: 神奈川県鎌倉市腰越3丁目14-9
■定休日:月・火曜日、第2,4,5日曜日
■営業時間: 11:00~18:00
※駐車場、駐輪場はありません。車は近くのパーキング、自転車はすばな通りの駐輪場が便利です。
関連リンク
cohiki Instagram