HameeとKoeeru、「顧客の声を可視化する」プラットフォーム『Koeeru for EC』の実証実験を完了し、サービス開発を開始
神奈川県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による事業連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等が参画する協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を主催している。2023年5月時点で参加企業は546社。
「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022 」では、Hamee株式会社によって、株式会社Koeeruの『ECと卸売両面から「顧客の声を可視化する」小売事業者向けプラットフォーム『Koeeru for EC』』が採択され共同開発に至った。
KoeeruとHameeが共同開発した「Koeeru for EC」とは
Koeeruが有するVOC(Voice of Customer:顧客の声)アンケートプラットフォームを用いて、これまでコマース事業者が収集、活用しきれていなかった「お客様の心の声」を、収集、蓄積、分析、可視化する新たなプラットフォームである。
実証実験では、オンラインとオフラインの両方でVOCを収集し、プラットフォームへの蓄積、分析、可視化を実現した。また、Koeeru for ECは実店舗とECの回遊を実現するOMO(Online Merges with Offline)として利用できるということを立証した。
今後の展開について
実証実験を通じて開発に成功した2つのプロダクト「VOC Connector」、「VOC Base」を使用した顧客データプラットフォーム(CDP)をサービス化。コマース事業者のマーケティング課題を解決するツールとして、製品版のリリースを準備している。
2023年3月に実施したBAK×eiicon主催の経過発表会では多くの企業から反響があり、既に一部の企業とはサービス導入に向けた検討に着手しているとのこと。
今後は、より実践的な分析や施策実行に貢献できるコマースDXサービスとして、業界全体、グローバル規模での価値貢献を目指していくとしている。
関連リンク
オープンイノベーションプログラム“ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)”
eiicon公式サイト
koeeru公式サイト
hamee公式サイト