【二宮 観光スポット】吾妻山公園 - 菜の花以外も桜や四季折々のお花見が楽しめるハイキングコース
吾妻山公園入り口(役場口)は二宮駅から徒歩5分というアクセス。
吾妻山公園は一面が黄色に埋め尽くされる菜の花が有名ですが、桜の木も多数植えられており、1年を通じて花々が楽しめるハイキングコースです。
今回は桜の開花目前、3月21日の吾妻山ハイキングの模様をご紹介します。
吾妻山公園は駅から徒歩5分の役場口以外に中里口、釜野口、梅沢口、4箇所の入り口があります。
今回筆者が選んだコースは役場口から山頂の展望台・芝生広場を目指し、梅沢口に下山するルートです。
吾妻山公園のマップはこちらから確認ができます。
役場口
最初から階段が続きます。
階段を登っていくと、一休みしたいところにベンチが設置されており、高齢者やお子さんも無理なく山頂を目指すことができます。
もう一踏ん張り階段を登ると、ひらけた場所に藤棚とベンチがあり、目の前には二宮の街並みが広がる景色が広がります。
ここまでたどり着けば階段はおしまいです。
ここから先は緩やかな傾斜を上りながら、菜の花、ほころび始めた桜やシャガの花を眺めながらのんびり散策します。
もうすぐ山頂というところで、全長102mのローラーすべり台、いろいろな遊具が合体した大型複合遊具、ジャンボエイトツーが見えてきました。週末は子供達の行列ができる人気の遊具です。
管理棟近くには、トイレ、自販機、ベンチとテーブルもあり、ここで一休みしてから山頂を目指します。
標高136.2mの山頂につくと広がるのは一面の芝生広場。奥には相模湾も見えます。芝生広場ではベンチ、テーブルもありますが、レジャーシートを敷いてピクニックも楽しめます。
展望台からは丹沢、富士山、相模湾の360°のパノラマが望めます。初島や大島も見ることができました。
あいにくのお天気で、富士山は姿を現してくれませんでした。
菜の花は終盤でしたが、菜の花の後ろには桜の木が控えています。
ここは写真スポットでお天気が良ければ富士山が写ります。
カメラ台もあるので、セルフタイマーを使って思い出の1枚を撮影してみてはいかがでしょうか。
梅沢口目指して下山します。
このルートは昔ながらの参道で、階段あり、山道ありのハイキングコースです。
山道の階段を下ると、吾妻神社の境内があります。
吾妻神社は縁結びの神様として有名です。
吾妻山の展望台の下にある吾妻神社には、こんないわれがあります。
日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征の時、三浦半島の走水から海路、上総へ渡ろうとすると、突如として暴風が起こり、船もろとも海中に沈むかと思われました。その時妻の弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)は夫に代わって海の神の怒りを鎮め、夫の武運を祈るため海に身を投じるとたちまち海は静まりました。
その後、海辺に流れ着いた櫛を吾妻山山頂に埋め、ありし日の命を偲びました。その場所が吾妻神社だと伝えられています。
引用元:吾妻神社|二宮町
吾妻神社を後にして、竹林や、タチツボスミレを見ながら下山します。
梅沢口に到着したのは、役場口から登り始めて約1時間程でした。
二宮町の吾妻山公園は湘南の景色と四季折々の花が楽しめ、気軽に行けるおすすめのハイキングスポットです。
桜のお花見も楽しめますので、ぜひ足を運んでみて下さい。
◆吾妻山公園で楽しめる花々◆
1~2月:菜の花
3月下旬~4月上旬:桜
4月下旬~5月中旬:ツツジ
6月下旬~7月上旬:アジサイ
7月中旬~8月:コスモス
■施設紹介
【吾妻山公園】
- 住所:〒259-0124 神奈川県中郡二宮町山西1084
- 電話:0463-72-3611(吾妻山公園管理事務所)
- 開園時間:8時30分~17時00分
- 休園日:年中無休
- 入園料:無料
- そのほか注意事項
※ペット入園はできますが、芝生広場は立ち入り禁止です
※ゴミを持ち帰るなどマナーを守り利用してください