【二宮 イベントレポ】梅雨の季節の食養生-季節に応じ体をコントロールする知識を学ぶ
二宮町の料理教室「ひろばキッチン」と二宮町のアーユルヴェーダ&ヨガサロン「Santania」がコラボした「梅雨の季節の食養生」:和のスパイス料理教室×アーユルヴェーダの季節の暮らし方を学ぶワークショップに参加してきました。
参加者は筆者を含めて5人、講師2人と開催場所PourlajoieのAkiyoさんも含めると計8人でした。楽しく学べておいしい食事もできてとても有意義な会でした。
前半:アーユルヴェーダの季節の過ごし方のお話し会
まずは、「Santania」のアーユルヴェーダセラピストKazuyoさんが講師でアーユルヴェーダのお話から。
アーユルヴェーダは、インド・スリランカあたりで古くから広まっている医学で、空・風・火・水・土の5つのエレメントで物事をみていくのだそう。
季節や気候や温度など、自然の様子と我々の体はリンクしており、私達の体も心も流れていく。
それによって不調が起こるので「季節」に見合った過ごし方をしましょうとのこと。
梅雨の時期は外出することが少なくなり体・心にため込むため、不調をそれぞれが感じやすくなるそう。
梅雨の時期はおすすめの過ごし方は下記とのこと。
・酸味塩味で食欲をあげる
・上質な油分を適量とる
・生のサラダや生魚は消化に重たいので、蒸したり焼いたりするのがおすすめ
・薬味やスパイスを活用(スパイスは身体をあたためるものが多い)
下記3つを同分量ずつまぜるとできるトリカトゥというスパイスを教えてもらいました。
すこしエキゾチックな風味でとても体があたたまりました。帰りにお土産としてこのスパイスを小分けして頂けました。
Kazuyoさんは二宮の海岸で海ヨガを開催されたり、ヨガ教室をされたりしているそうですので、こちらもいつか紹介できたらと思っています。
後半:「ひろばキッチン」のお料理教室
次は、「ひろばキッチン」のHiroeさんによる梅雨時の体調不良を整える食材、和のスパイスと乾物を使ったお料理教室です。Hiroeさんはもともとは保育園の栄養士で、現在は季節に寄り添ったお料理教室を不定期で開催されています。
メニューは、簡単豆ごはん・高野豆腐のスパイス炒め・季節の野菜の生春巻き・焼きのりのディップソース・人参のラぺ(スパイス風味)。
参加者で作ったのは、高野豆腐のスパイス炒めと焼きのりのディップソースです。
高野豆腐を細くきります。
しめじをほぐします。
小松菜もいれ、カレースパイスで炒めます。
のりの佃煮も思っていたより簡単につくれました。
焼きのりを細かくちぎって、調味料をいれてぐつぐつ煮込みます。
本わさびをすこし入れました。
豆ごはんは豆からピンクの色がでてとても綺麗。
にんじんとごぼうのきんぴらトリカトゥスパイス。
納豆は月桂樹の葉の菌からつくった納豆とのこと。
完成したら、各自で盛り付けしました。色とりどりでヘルシーでとてもおいしかったです。
帰りにはPourlajoieのAkiyoさんが作ったラズベリーチーズタルトをお土産に頂きました。
次回の「アーユルヴェーダと夏の食養生」は、8月2日(金)に開催されます。予約はインスタグラムから受け付けています。体を大事にしている方にとてもおすすめです。
関連リンク
Instagram ひろばキッチン
Instagram Ayurveda&Yoga Santania(アーユルヴェーダ&ヨガ サンタニア)