【小田原市】「おだわらっ子見守りサービス」についての今後の見解
概要
小田原市では、通学路における安全性の向上と児童の安心かつ安全な暮らしの実現を目的に、公民連携事業として、市立小学校の児童を対象に令和5年4月から「おだわらっ子見守りサービス」を開始していた。
「おだわらっ子見守りサービス」とは、無償で配付される「専用端末」を所持した児童が、まちなかに設置された見守りスポットや、見守りアプリをスマートフォン等にインストールした見守り人、または見守りタクシーとすれ違った時に、その位置情報や通過時間が記録されるシステムである。
また、児童が見守りスポットを通過したときに、保護者に位置情報が通知される有料サービスもある。
サービス利用開始から2か月間は、完全無料で有料サービスの内容を体験できるようになっており、サービスの有効性を感じてもらう期間を設けている。
導入状況は、令和5年4月から小田原市立「三の丸小学校」、「足柄小学校」、「芦子小学校」の3校に先行導入した。
新1年生には、入学式に合わせて全員に配布したところ、サービスの加入率は各校とも60~70%となっている。
導入後に実施したアンケートでは、子どもの位置情報を知ることができ、とても安心感があるという声や、見守りスポットをもっと増やして欲しいなど意見が寄せられた。
今後は、残る22校について、5グループ程度に分け、令和6年7月頃までを目途に順次導入していく予定だ。
また、児童の位置情報が記録される見守りスポットは、小学校の昇降口や通学路上の店舗など、1学校区につき20箇所程度設置している。
見守りスポットや見守り人が増えることで、見守りの精度が向上することから、今後導入を進めていく22校の通学路に面している店舗経営者に、見守りスポットとなるルーター設置の協力について依頼していく。
さらに、見守りスポット以外の地点でも児童の位置情報を記録することができるように、「見守り人」の募集を強化していく。
小田原市としては、「より多くの市民のみなさまに、気軽に児童の登下校の見守りに参加していただくことが、安心して子育てができる地域社会の実現につながっていくと考えておりますので、多くの方にご理解いただくとともにご協力いただきたいと思います。 」とのことだ。
問い合わせ(問い合わせはこちらへ)
保健給食課
電話番号 0465-33-1691