【小田原市ニュース】企業誘致により新たな工場の建設が決定
令和5年3月7日、小田原市は企業誘致推進制度に基づく投資計画を4件認定した。
小田原市企業誘致推進制度は、小田原市の本市の産業の振興に寄与するとともに、雇用機会の拡大を図ることを目的とした制度で、平成27年4月1日に「小田原市企業誘致推進条例」を施行し、本制度を運用している。
今回投資計画の対象となった4件は、新規立地計画3件、拡大再投資計画1件で、対象企業は次の通りである。
新規立地計画
第一物産株式会社
第一物産株式会社は横浜市西区に本社を構える企業で、食品香料や食品添加物の製造を行っている。
小田原市成田に工場を新設し、横浜市戸塚区にある既存製造拠点の機能を移転させ、生産能力の増強を目指している。
なお、工場は令和6年9年1日のの操業開始を予定している。
ジャパンガス株式会社(本社:東京都大田区)
ジャパンガス株式会社は東京都大田区に本社を構える企業で、医療機器、化粧品容器の受託滅菌を行っている。
今回の認定事業計画で小田原市鬼柳にEOG滅菌工場を新設し、ディスポーザブル医療機器の需要を取り込む見込みである。
新設する工場は、令和6年4月1日のの操業開始を予定している。
株式会社鎌倉紅谷(本社:鎌倉市)
株式会社鎌倉紅谷は鎌倉市に本社を構える会社で、菓子類の製造・販売を行っている。
今回の認定事業計画で小田原市栢山に工場を新設することで、製造業務の効率化を図るだけでなく、製造メンバーの増員を行い、全工場合わせた生産能力の増強を目指す。
新設する工場は、令和7年8月1日の操業開始を予定している。
■拡大再投資計画1件
ライオン株式会社(本社:東京都台東区)
ライオン株式会社は、東京都台東区に本社を構える会社で、日用品、医薬品などの製造を行っている。
拡大再投資計画として、既存の小田原工場敷地内に新たな医療品製造工場を建設するだけでなく、生産設備を一新することで生産能力を拡大させる見込み。
新たに建設される工場は、令和7年2月1日の操業開始を予定している。