【大磯町】大磯海岸で冬の海を楽しむ焚火&写真講座 ヨコハマ海洋市民大学が開催
12月7日、大磯海岸にて、ヨコハマ海洋市民大学2024年度第7回講座「冬の海の楽しみ方〜焚火&映える写真講座」が開催された。冬の海辺での過ごし方や写真撮影のコツ、地層や化石の話など、海の新しい楽しみ方を提案する内容となっている。
講座の概要
- 日時:2024年12月7日(土)13:30〜
- 場所:神奈川県中郡大磯町 大磯海岸
- 参加人数:22名(受講生18名、講師・実行委員4名)
- 講師:金木伸浩氏(ヨコハマ海洋市民大学実行委員会委員長)
焚火講座のポイント
- 薪の分類:細い焚き付け、腕くらいまでの枝、太い薪の3種類
- 燃焼の3条件:燃えるもの、熱、酸素の確保が重要
- 専用の焚火缶を使用し、二次燃焼による煙の軽減を実現
- 環境に配慮し、使用後の炭は持ち帰って処分
写真撮影テクニック
- グリッド線を活用した構図づくり
- カラーモードの適切な選択
- フォーカスと露出のマニュアル設定
- 全体の明るさを自分でコントロール
大磯海岸の地層と化石
大磯海岸には約400万年前の地層が露出しており、泥岩や礫岩などの貴重な地層を観察できる。台風で砂が流された際には、化石マニアが集まる人気スポットとなっている。淡水と海水両方の生物化石が発見される珍しい場所だ。
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筆者のコメント
年末が近づき、寒さが増してきた今日この頃。そんな時期だからこそ、大磯海岸での焚火体験は心も体も温まる素敵な体験になりそうだ。
湘南の海は夏のイメージが強いが、冬の海には冬ならではの魅力がある。空気が澄んで富士山がくっきりと見える日も多く、写真撮影には絶好のシーズンだ。
また、今回紹介された大磯海岸の地層や化石の話は、普段何気なく過ごしている湘南の海岸にも、数百万年の歴史が眠っていることを教えてくれる。週末のお散歩がより深い学びの時間になりそうだ。