【茅ヶ崎 グルメレポ】psipsina-好奇心を掻き立てる美味しいパンの隠れ家!湘南唯一のハードパン専門店

黒猫の看板の小さなお店

画像出典:湘南人

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茅ヶ崎駅から徒歩約15分。海に行く途中の住宅街の一角に、物語に出てきそうなメルヘンチックなお店があります。小さいお店で通り過ぎてしまいそうでありながら、素敵な佇まいに思わず足を止めます。ここが、湘南地方唯一のハードパン専門店psipsina。ファンも多く、並んでいる人もよく見かけます。ハードパン=食事パンのイメージが強い筆者は、「どんなパンがあるのだろうか?」と好奇心を掻き立てられ訪れました。
psipsinaのハードパンとは…
パン自体は無添加でリーン(簡素)なパンです。すなわち、粉・塩・水(きび糖)のみを使用し、シンプルな味で小麦等の風味を楽しめます。自家製の酵母を使用し半日以上熟成させて焼き上げたハードパンは、食事に取り入れるのに納得の美味しさです。リーン(簡素)な食材で、また具入りパンの食材も含めてできるだけ自然なものを使用しているそうです。
そもそも、ハードパンとはどんな種類があるでしょうか。例えば、フランスのバゲットやパン・ド・カンパーニュ(田舎パン)、イタリアのフォカッチャ、ドイツのロッゲンブロートなどが有名です。粉の配合割合なども含めて教えていただきました。
メニューを通してハードパンの食べ方のヒントや提案を学べるところも嬉しいですよね。そして、フォカッチャやシュトーレンなど期間限定メニューも見逃せません。限定メニューには、ドライいちじくや水の代わりにワインを使用するなど、使用する素材にもスペシャル感があります。パン好きの方や詳しい方にもオススメのお店です。
ワクワク感いっぱいの店内とショーケースのパン達

画像出典:湘南人

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psipsinaとは、ギリシャ語で「子猫」という意味。店名は、ムーミンの作者、トーベ・ヤンソンが飼っていた黒猫の名前に由来します。大の猫好きな店主は、以前から湘南に馴染みがあり、この地にお店を開いたそうです。
お店には黒猫の看板や小物がお客様を出迎えてくれます。空想的なお話に登場するような雰囲気です。開店時間に来店した筆者の目を釘付けにしたのはショーケースにあるパン達。ハードパンとそれを用いたサンドイッチなど惣菜パンが美味しそうに並んていました。
筆者が購入したパンは3つ。お店の看板商品を使用した「プシプシーナサンド」は噛めば噛むほど美味しいパンとハムの相性が感動の人気サンドイッチです。限定商品の「燻製ポテトサラダのサンド」は、ピリッと感とライムのさっぱり感が絶妙にマッチし、斬新な味のポテトサラダのサンドでした。そして、限定商品「ディスク・ド・フランボワーズ」は、ラズベリーの酸味とハードシュガー、ココナッツの甘味がピッタリのフォカッチャでした。どれも目の前にするとワクワク感が、そして食べた後の満足感でいっぱいになりました。

画像出典:湘南人

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また訪れたくなる特別な隠れ家

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駅から海に向かう間の小道の路地裏にある小さなお店、「黒猫」がたくさん目に留まり、物語に出てくるようなメルヘンチックさ、そして何より、見た目も味も期待以上のパン達。店主のいう「ワクワク感」をたくさん感じながら、至福の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
店舗紹介
【psipsina】
■住所:神奈川県茅ヶ崎市共恵1-16-12
JR東海道線・JR相模線『茅ヶ崎駅』南口から徒歩約15分
■電話番号:0467-38-6067
■営業時間:
土・日 午前の部10:00〜14:00/午後の部16:00〜18:00
月・火 午前の部11:00〜13:00/ 午後の部16:00〜18:00
※当日の営業時間、パンメニュー、予約方法等はInstagramでご確認ください
※定休日:水・木・金
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