【藤沢市】新江ノ島水族館で「コトクラゲ」を展示開始！9月15日より
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画像出典：湘南人
新江ノ島水族館で、2024年9月15日（日）より「コトクラゲ」の展示が開始される。
コトクラゲについて
学名: Lyrocteis imperatoris
分類: クシヒラムシ目 コトクラゲ科
大きさ: 約10cm
採集場所: 駿河湾 水深150m
展示場所: 深海Ⅰ
ウサギの耳を思わせるかわいらしい姿のコトクラゲは、1941年に昭和天皇が初めて江の島沖で収集したクシクラゲのなかま。1942年に京都大学の駒井卓博士が新種として記載し、発見者の昭和天皇へ献名してLyrocteis imperatoris（「imperatoris」は天皇を意味するラテン語）という学名が付けられた。
再発見の歴史
新江ノ島水族館はこれまで本種の再発見に2度も関わっている。2004年、JAMSTECとの共同研究の中で鹿児島沖から64年ぶりに再発見された。2020年には水中ドローンメーカー・株式会社FullDepthとの深海探査共同プロジェクトで、昭和天皇が収集した江の島沖から79年ぶりに再発見された。当館にもゆかりの深い生物だ。
展示の詳細
展示個体は2024年9月6日のFullDepthによる駿河湾の水中ドローン調査の際に採集されたもの。短期間の展示となる可能性があるので、興味のある人は早めに訪れると良い。
展示協力
FullDepth
TBSテレビ「クレイジージャーニー」
※採集の様子は、「クレイジージャーニー」で近日放送予定。
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