【横須賀市】横須賀市議会が地域防災計画の検証に関する提言を発表
令和6年(2024年)9月18日、横須賀市議会は能登半島地震を受け、同じ半島という地域性を持つ横須賀市の地域防災計画の実効性を検証するため、「地域防災計画検証特別委員会」を設置した。この委員会は計画の検証を行い、中間審査報告を取りまとめ市長へ提言を行った。
提言内容
- 家庭における食料や飲料水等の備蓄量の増加を推奨。
- 防災協働体制の確立。
- 市民への地区防災計画の重要性についての啓発。
- 要援護者の避難支援の強化。
- 避難所運営訓練の実施。
- LGBTQ+についての文言の明記。
災害医療体制の整備
地域医療救護所について、地元のクリニックで救護活動を行う運用変更の可能性も含めて検討を進めている。また、地域医療救護所の医療スタッフ確保の問題についても改めて検証している。
津波浸水域を踏まえた拠点整備
津波発生時に備え、災害拠点病院や物資搬送拠点の設定を再検討し、津波被害が発生した場合の代替地も検討している。
問い合わせ先
横須賀市市議会議会局議事課
電話: 046-822-8462