【横須賀市】横須賀市の公共施設FM戦略プランとは?
横須賀市では、公共施設(建物)の将来像を定め、その実現に向けた具体的な取り組みを示す計画「横須賀市FM戦略プラン」を策定した。この計画は、まちづくりの視点から限られた財源を有効活用し、公共施設の量を需要に応じた適正な規模に調整しながら、施設の利便性を高めることを目的としている。
計画の概要
横須賀市では、公共施設の量の適正化、維持管理や運営方法の見直し、資産の有効活用等の経営的な視点での取り組みを行う。この計画は2019年7月に策定され、今後も本計画の推進に注力する。
基本方針
- 地域コミュニティの再生に寄与する拠点づくりを推進
- 複合化等により、機能を充実させながら施設総量の適正化を図る
- 民間との協働による取り組みを推進
- 市民協働により計画を推進
- ライフサイクルコストの縮減を図る
- 使用料の見直しや施設の売却・貸付等により財源を確保
具体的な取り組み
計画に基づき以下の再編等を進めている。
施設の廃止
老朽化や利用者減少に伴い、以下の施設を廃止した。また、再利用や跡地活用も検討している。
- 本町老人福祉センター
- 鴨居老人デイサービスセンター
- 粟田老人デイサービスセンター
- 本公郷青少年の家
- 追浜コミュニティセンター南館
- 久里浜公園水泳プール
統合・再編
効率的な運営を目指して、以下の施設を統合・再編している。
- 田浦小学校と長浦小学校の統合
- 走水小学校と馬堀小学校の統合
- 池上市民プラザの運営一元化
- 北消防署追浜出張所の移転