人工芝片をアップサイクルしたマーカーコーンを横須賀市の小学校等に寄贈
2023/03/14

一般社団法人F・マリノススポーツクラブは、ホームタウンである横須賀市とタッグを組み、「地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)」の仕組みを活用した施策として、サッカーグラウンドなどで使用されている人工芝片を新しいスポーツ用品にアップサイクルする事業「SHIBA-Up(シバップ)」を2022年10月より推進してきた。
「SHIBA-Up(シバップ)」は、そのままでは海に流出し海洋プラスチックごみとなってしまう人工芝片を横須賀市内のグラウンド等で拾い集め、集めた人工芝片からスポーツの現場等で活用できるマーカーコーンなどを新たに生成する事業である。
市内グラウンド等から収集された約70kgの人工芝片をアップサイクルし、500個のマーカーコーンを生成。横須賀市内の全小学校及び養護学校・ろう学校に寄贈される。
2023年3月9日(木)には横須賀市立久里浜小学校にて生成されたマーカーコーンの贈呈式及び6年生全クラスを対象とした海洋プラスチックごみに関する特別授業が行われた。
横須賀市長の上地克明市長は「今後もこうした事業を継続的に実施し、海洋都市横須賀として、きれいな海を守る施策を様々に展開していきたいと考えている」と話す。
こうした機会を設けることは、社会問題を自分ごととして感じると共に、プラスチック削減について考えるきっかけきっかけとなるだろう。
