【横須賀市】横須賀市立小学校でテスト解答用紙が誤配付されていたことが発覚
横須賀市教育委員会は、市立小学校にて算数のテストが他の児童に誤って配付されたことを報告している。この事件により、個人情報が漏洩する事故が発生し、教育委員会は対応に追われている。
事故の概要
11月25日(月曜日)、当該学校において、学級担任は算数のテストを出席児童に返却した。
欠席した2名の児童(児童A・児童B)のテストについては、その他の配付物とともにそれぞれの布製の袋に入れた。
同日、児童が下校する際に、児童Aの袋を近くに住む児童に預け、届けるよう依頼。
(児童Bについては、近くに住む児童がいないため、学級担任が保管。)
その後、児童Aの保護者から、児童Bの算数のテストが袋に入っているとの指摘があり、本件誤配付が判明。
児童Aの算数のテストは、児童Bの袋に入っていた。
事故発生後の対応
- 誤配付発覚後、教頭が児童Aの保護者に謝罪し、経過説明を行った。
- 校長も児童Bの保護者に謝罪し、同時にテストを回収後、配付を完了した。
- 教育委員会も校長及び関係職員から事情を聴取し、厳重注意を行う予定。
事故原因と防止策
誤配付の主な原因は、テストを他の児童に返却を依頼し確認不足があったためとされている。今後は、個人情報を含む資料は必ず本人に直接手渡しを行い、必要のない封筒は使用しないよう徹底する。配付前には複数の職員で点検を実施する予定だ。
問い合わせ
横須賀市教育委員会事務局学校教育部教育指導課
電話: 046-822-8321