【逗子市】逗子で歴史講演会 小坪砲台跡爆発事故、子どもたちの無念語り継ぐ
逗子市の小坪にある歴史的な砲台跡で起こった悲劇をテーマにした歴史講演会が6月22日に逗子文化プラザさざなみホールで開催される。この砲台跡では終戦間もない1945年、多くの命を奪い去った爆発事故が発生した。
講演会の概要
「砲台に消えた子どもたち」と題された本講演会は、過去に起きた悲劇から教訓を学ぶことを目的としている。主催する「逗子の歴史を学ぶ会」は、実際の事故を経験した生存者や、事故について熱心に調べている研究者たちが登壇し、貴重な証言や研究成果を共有する。
砲台跡の爆発事故
1945年10月20日、小坪洞窟砲台跡で不幸な爆発事故が起こり、多くの小学生が犠牲となった。この悲劇は、地元住民だけでなく、その子どもたちの世代にとっても痛切な記憶として残っている。
登壇者の背景と思い
登壇者の一人で、自身の兄を事故で失った草柳博さんは、事故の当時を振り返りながら証言。同年代の遺族である天野清司さんは、砲台跡爆発事故の真実を広く伝えることの重要性を説いている。
開催時間と参加費
講演会は10時から11時45分までの予定。参加費は1,000円(小冊子込み)である。