JX通信社のコンテンツ自動生成システムを導入
記事自体は少し前に公開されたものになるのですが、仕事で携わっているITやプロモーションの観点から面白かったので取り上げます。
スポーツクラブに求められる「ウェブ時代の情報発信力」 J1湘南ベルマーレの事例から学ぶケーススタディ : 未来を探求するブログ
湘南ベルマーレに「コンテンツ自動生成テクノロジー」を導入したらめちゃくちゃ好評だった件 : 未来を探求するブログ
いずれも、湘南ベルマーレ公式twitterに導入された「コンテンツ自動生成システム」の開発元「JX通信社」のCOO、Yuki Hosonoさんのブログ記事です。
世界の強豪クラブや、国内のトップクラブのソーシャルメディア活用と、それに対する下位クラブの状況について書かれています。
読んでいて思ったのは、強くて予算のあるクラブは自分たちの宣伝(広告)に力を入れることができ、結果として、ますますファンが集まり、お金が集まり、強い選手を集めることができる、という好循環が生まれるんだなあ、ということ。
対して、弱小クラブでは宣伝にお金をかけられないので、ファンも少なく、結果として、細々とクラブ運営をしていくほか無いような状況になってしまうということです。
予算の有無で生まれるギャップをテクノロジーで埋める
上の記事で紹介されている「コンテンツ自動生成テクノロジー」は、人件費などのコストを抑える仕組みとして、十分な予算をプロモーションに避けないクラブにとって有効な手段である、として紹介されています。
見たところ、選手紹介や選手交代、試合結果など、定型配信がほとんど(?)のようなので、あらかじめ簡易なデータ入力方法とそれに対するアウトプット方法を組んであるんじゃないかと思います。おそらく「半自動」ぐらいの感じなんじゃないかと。
もちろん、自動だとか自動じゃないとか、そういうところを問題にしたいわけではなく、こういうシステムがもっと普及するといいなあ、と思ったわけです。
記事で紹介されている、イギリスのクラブなんかはおそらく専任のソーシャルメディア担当者がいて、手作業でプロモーションを行っているんでしょうね。
強豪ともなると、人力でやれるだけのプロモーションコストがかけられるんでしょう。
お金がなければ、逆に手を動かしてということにもなるんですが、そもそも手を動かしてくれる人間をまかなうこともできないこともありますからね。
限られたリソースでプロモーションをやると、どうしてもおざなりなものになってしまいがちです。
プロモーションはとにかく目に留めてもらわないと、どうにもならないので、人の代わりにシステムを使って画像や動画の入ったわかりやすいキャッチーな配信を行うというのはすごくいい試みだと思います。
システムを構築したJX通信社は、ニュースメディアに特化したテクノロジーベンチャーだということです。
社長は28歳か、、、若い。。
こういうジャンルも面白そうですねえ。。
あまり湘南にダイレクトに関係した話題ではないですが、湘南ベルマーレも最先端のITテクノロジーを導入しているぞ、という話題でした!
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