湘南の風景がなど作品74点を展示
東京新聞に平塚美術館で開催中の「萬鉄五郎×岸田劉生」展の記事が掲載されていました。
東京新聞:湘南で育った日本近代洋画 平塚市美術館で「萬鉄五郎×岸田劉生」展:神奈川(TOKYO Web)
萬鉄五郎と岸田劉生はともに大正時代に療養のため、湘南に転地しています。
岸田劉生は1917年に友人の武者小路実篤の住んでいた藤沢市鵠沼に、萬鉄五郎は1919年に茅ヶ崎へと移り住んだそうです。
当時は転地療養先として湘南は有名だったようです。
今回の展示会では、その二人の作品だけでなく、二人を慕って集まってきた七人の画家の作品も併せて展示されています。
岸田劉生の代表作である「麗子像」(上のポスターの絵)もこの湘南時代に描かれているんですね。
なにしろ、ちょうど100年前の湘南ですから、現在とはずいぶん様子が違うとは思いますが、岸田劉生はこの時期を最盛期とする見方もあるので、湘南の風土が合ったんでしょうか。
湘南ゆかりの画家ということで、すこし愛着が湧きますね^^
展示会は6月12日(日)まで。開館は9時30分~17時で月曜日休館です。入館料は一般400円、高校大学生200円、中学生以下は無料です。
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平塚美術館アクセス
※平塚駅北口から徒歩約20分または路線バスで5分