【小田原市】小田原文学館 貴重資料特別公開 2024/08/06~2024/09/16
2024年8月6日(火)から9月16日(祝)まで、小田原文学館で貴重資料の特別公開が行われます。本市出身の小説家・川崎長太郎の未発表俳句連作「しほざゐ集」の自筆原稿や落款印、俳句色紙などが展示されます。
開催日時
2024年8月6日(火)~2024年9月16日(祝)
午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場
小田原文学館本館 1階展示室
(〒250-0014 神奈川県小田原市南町2-3-4)
入館料
一般:250円、小・中学生:100円
※常設展の観覧も可能です。
川崎長太郎について
川崎長太郎(1901~1985)は、「抹香町」「伊豆の街道」などの小説で知られる作家です。また、俳句もたしなみ、多くの名句を残しました。代表句のひとつである「春きたる 海辺のみちで 鳥のまね」は、川崎長太郎の文学碑にも刻まれています。
略歴
- 1901年11月:小田原町万年(現浜町)で誕生。
- 1917年:小田原中学校(現小田原高校)へ入学(翌年退学)。
- 1925年:処女小説「無題」を発表。
- 1935年:小説「余熱」で芥川賞候補。
- 1954年:代表作「抹香町」「伊豆の街道」を刊行。
- 1977年:菊池寛賞を受賞。
- 1978年:神奈川文化賞を受賞。
- 1981年:「川崎長太郎自選全集」全5巻で芸術選奨文部大臣賞を受賞。
- 1985年:肺炎のため死去。
お問い合わせ
文化部:図書館
電話番号:0465-49-7801