【藤沢市】新江ノ島水族館で相模湾の深海生物「オオウミヒドラ科の一種」を展示開始!2025年2月16日から
深海生物の神秘的な世界に興味はありませんか?新江ノ島水族館では、相模湾の水深500mから採集された珍しい深海生物の展示を開始します。
2025年2月16日(日)より、オオウミヒドラ科の一種の展示を開始します。この生き物は、まるで海底から生えた一輪の花のような姿をしており、その独特な形状は多くの来館者の注目を集めることでしょう。
展示生物について
- 生物名:オオウミヒドラ科の一種
- 学名:Corymorphidae sp.
- 分類:花クラゲ目 オオウミヒドラ科
- 大きさ:約40cm(高さ)
- 採集場所:相模湾 水深500m付近
生態の特徴
この生き物は深海に生息する単体性のヒドロ虫で、以下のような特徴を持っています:
- 茎のような部分は「ヒドロ茎」と呼ばれ、軟泥底に潜らせています
- 花のように見える触手の部分は「ヒドロ花」と呼ばれています
- 現在の状態はポリプ型ですが、クラゲが遊離するかどうかは研究段階です
展示情報
- 展示開始日:2025年2月16日(日)~
- 展示場所:深海Ⅰ
- ※展示は短期間となる可能性があります
採集情報
展示個体は2025年2月14日に、株式会社FullDepthの協力のもと、相模湾での水中ドローン調査にて採集されました。このような深海生物の入手は非常に珍しく、生態の解明に向けた貴重な研究機会となっています。
関連リンク
筆者のおすすめポイント
- 相模湾の深海500mという私たちの目の届かない世界に生息する神秘的な生き物を間近で観察できる貴重な機会です。
- 花が咲いているような美しい姿は、自然界の神秘と芸術性を感じさせ、お子様の自然科学への興味を引き出すきっかけにもなります。
- JAMSTECとの共同研究による展示であり、最新の海洋研究の成果に触れることができます。湘南の地元、相模湾に生息する深海生物の新たな一面を発見できる展示です。
※こちらは、湘南人が主催するイベントではございません。イベントに関するお問い合わせは、運営者様までお問い合わせください。