7/1(土)~ 鎌倉市鏑木清方記念美術館「大佛次郎没後50年 季節の彩り」開催
2023年7月1日(土)~8月6日(日)まで、鏑木清方記念美術館で企画展「大佛次郎没後50年 季節の彩り―清方が描いた美人挿絵―」が開催されます。
戦後、鏑木清方が鎌倉に移り住んでから最初にとりかかった仕事のひとつに雑誌『苦楽』の表紙絵の制作があります。
『苦楽』は同じく鎌倉に住んでいた文学者・大佛次郎(おさらぎじろう)(1897-1973)が創刊・主宰した文芸雑誌で、「社会人の文学の洗練と円熟」を旨として豪華な執筆陣や画家を迎え、昭和21年に創刊されたものです。
大佛から強い要望をうけた清方は、その熱意に応えて創刊号から表紙絵を担当し、昭和24年8月号まで四季折々の風俗に取材した美人画を描きました。亡くなるまで『苦楽』を手元に置いていた清方、彼にとり『苦楽』での仕事はやりがいのあるものだったそうです。
この展覧会では、雑誌『苦楽』と表紙絵の下絵を中心に、季節の風情豊かな作品や口絵を展示し、清方と大佛次郎の関わりが紹介されます。
会期
2023年7月1日(土)~8月6日(日)
午前9時~午後5時
※最終入館は午後4時30分まで
場所
鏑木清方記念美術館
〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
観覧料
一般 300円
小・中学生 無料
鎌倉に通学する小学生~大学生 無料
問い合わせ
鏑木清方記念美術館
電話番号:0467-23-6405
※詳細については上記にお問い合わせください。