【藤沢市】2024ふじさわ江の島花火大会(10月19日開催)今年の見どころは?
江の島を背景に秋の夜空を彩る『2024ふじさわ江の島花火大会』が、今年も10月19日(土)に開催されます。
2018年以降、警備体制の問題や新型コロナウイルスの影響で、開催中止や開催規模の縮小をせざるを得ない状況が続きましたが、昨年久しぶりの本格開催が叶いました。2日間予定されていたうちの1回は悪天候で中止となってしまったものの、5年ぶりに帰ってきた江の島の秋の風物詩に、地元住民だけでなく遠方からの来場者も大いに盛り上がりました。
今年は、昨年よりもさらに規模を拡大して開催されます。
公益社団法人藤沢市観光協会の田邉さんに今回の見どころなどを伺いました。
昨年の倍、1800発を打ち上げ!
今回のテーマを教えてください。
「華やかに美しく」がテーマになっています。
江の島では夏と秋に花火大会を開催していますが、メインは秋です。
今年の夏は、「マイアミビーチショー“夏”花火」と銘打って、5分間の打ち上げ花火を4回にわたり開催しました。
江の島の花火といえば、大輪の花火を思い浮かべる方も多いと思いますが、今回打ち上げる4号玉は、打ち上がる高さは約150m、空で花開いたときの直径は約130mです。
2018年以降、花火大会のあり方を模索しているところで、毎年いろいろなやり方を試してみているのですが、昨年の秋は久しぶりに20分間で900発という本格的な開催ができました。
今年はさらに開催規模を拡大し、時間は30分間、打ち上げ数も1800発を予定しています。より、迫力ある華麗なプログラムになると思います。
今回力を入れて作ったパンフレットに、花火が出来上がる工程や、長年ふじさわ江の島花火大会にたずさわっていただいている有限会社伊那火工 堀内煙火店(創業1899年明治32年)の花火師・村上淳さんへのインタビューを掲載しています。近隣の駅に置かせていただいていたり、当日会場でも配布しますので、ぜひご覧ください。
「斜め打ち」の復活と初の複数ヶ所からの打ち上げ!
見どころ、注目してもらいたいところを教えてください。
ロケーションを活かした「斜め打ち」が2018年以来久しぶりに復活します。
45度の低い角度で打ち上げるため、花火の音や振動をより感じられる手法で、こちらは西浜の海岸でご覧いただくのが、いちばん臨場感があると思います。
また、今回初めて、打ち上げ場所を3ヶ所設置しました。
複数ヶ所から同時に打ち上げることで、より立体感や華やかさが増すはずです。
どこから見るのがおすすめですか?
近隣のお店などが独自で花火大会に合わせて有料観覧席を設けていますが、花火大会としてオフィシャルでの有料観覧席はありません。
海から打ち上がるので、西浜の海岸で江の島をバックに見ていただくのがいちばん迫力があっておすすめですが、江の島側に渡って見るのも実は穴場です。江の島の公園施設内の展望灯台「江の島シーキャンドル」からもご覧いただけるので、ぜひ花火が始まるまでの間、江の島観光も楽しんでいただけたらと思います!
久しぶりに屋台も復活します!
来場者へのメッセージをお願いします。
久々の大規模な花火大会開催となりますので、みなさんに楽しんでいただきたいと思っています。
夏の花火とはまた違った趣向を凝らしています!
多くの方の来場が見込まれますので、ぜひ開催前後のお時間には余裕を持ってお越しいただけますよう、お願いいたします。
また、2018年以降久しぶりに、江の島駐車センターに屋台も出店します。
花火の後、お帰りの際の電車の混雑も予想されますので、お時間に余裕がある方はぜひ花火の余韻を屋台で味わってください。
まとめ
江の島の秋の風物詩「ふじさわ江の島花火大会」が、昨年よりさらにバージョンアップして開催です。
コロナ禍を経て、ようやく以前のような活気を取り戻してきた江の島。心地よい秋風を感じながら、家族や友人、大切な人と、海から打ち上がる迫力ある花火を鑑賞するひとときは、きっと素敵な思い出になるはずです。
会場の近隣にも、魅力的なスポットがたくさんあるので、ぜひこの機会に江の島観光も楽しんでくださいね。
基本情報
開催日時
2024年10月19日(土)18:00〜18:30
※天候などにより中止の場合は延期なし。当日の開催情報など詳しくは公式サイトをご確認ください。
観覧会場
片瀬海岸西浜
主催
ふじさわ江の島花火大会実行委員会
お問合わせ
藤沢市観光センター 電話番号:0466-22-4141
片瀬江の島観光案内所 電話番号:0466-24-4141