【神奈川県 BAK 共創事例】タクシー乗務員が「アクティブリスニング」サービス活用 メンタルケアやホスピタリティドライビングを目指す実証事業開始
日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームAUBAを運営する株式会社eiiconは、神奈川県が主催し、ベンチャー企業と大企業等によるオープンイノベーション促進のためのプログラム「BAK INCUBATION PROGRAM 2023」において採択、事業化に向けた支援をする15件のうち、株式会社Livelyと国際自動車株式会社の二社による実証事業を、2024年1月より開始する。
実証事業 概要
- 話を「聴く」ことで孤独の解消を目指すLivelyは、様々な「聴き手」に話を聴いてもらえるオンライン会話サービス「LivelyTalk」を運営している。
- 「LivelyTalk」の「聴き手」は、「アクティブリスニング(傾聴姿勢)」に精通しており、話をしたい利用者に対し、アドバイスをするのではなく、相手の話を受け止め、質問で深掘りし、共感するようにしている。
- 一方、タクシー等を運行する国際自動車では、乗務社員が心身ともに健康な状態で、乗客に対してより付加価値の高いホスピタリティドライビングを実現することを目指している。
- そこで、2社が連携し、「LivelyTalk」等を活用し、次の2点の実証事業に取り組む。
乗務社員のメンタルヘルスケア
「LivelyTalk」を希望者に対して試験導入し、社内の関係者には話しづらいことも気軽に第三者に聞いてもらうことなどにより、メンタルヘルスケアを行う。
ホスピタリティドライビング
Livelyが有するノウハウを活用し、管理監督者や乗務社員に対して「アクティブリスニング」研修を実施。
乗客とのコミュニケーションレベル向上と信頼関係の構築を図るとともに、乗客の要望を正しく理解し、より心地よい移動空間の提供を目指す。
その他詳細について
下記の関連リンクより閲覧が可能。