【藤沢市】慶應義塾大学SFCのキュウリ学習システムがデジタル・ソリューション・アワード大賞受賞
慶應義塾大学SFC研究所が佐賀県との共同プロジェクトで構築した「キュウリの匠の技学習システム」が、全国知事会の「令和6年度(2024年度) デジタル・ソリューション・アワード大賞(デジタル部門)」を受賞した。
プロジェクトの詳細
このプロジェクトは佐賀県武雄市のJAさがきゅうりトレーニングファームで実施され、「さが園芸888運動」の一環として、全国トップレベルの収量を誇るキュウリ農家の技術をIoTを通じて見える化したシステムだ。これにより匠の技術を短期間で習得可能にし、産地の維持と拡大を目指している。
慶應義塾大学SFCの役割
神成淳司研究室が中心となり、AI農業の取り組みを推進している。熟練農家の技術を「状態把握」「判断」「作業」という3つの段階に分け、ICT技術で形式知化することで、農業者や新規参入者にも短期間で技術が継承できるようにしている。
問い合わせ先
- 慶應義塾大学 環境情報学部 神成淳司研究室
- E-mail: kaminari-core@sfc.keio.ac.jp