【三浦市】三浦市水道メーター調達の入札で仕様書記載ミス、12月5日公告分を中止
三浦市の水道メーター調達に関する入札事務において、仕様書の記載誤りが発覚し、12月5日に公告された入札が中止となった。担当者が契約準備のため仕様書を確認した際に誤りを発見し、即座に対応を行っている。
誤りが発覚したのは、「令和6年度業務用水道メーターの調達(13㎜・20㎜・25㎜・40㎜ 修理)」及び「令和6年度業務用水道メーターの調達(20㎜購入)」の一般競争入札に関する仕様書だ。
仕様書の誤り内容
- 誤:20㎜接線流羽根車式単箱型・乾式直読水道メーター
- 正:20㎜接線流羽根車式複箱型・乾式直読水道メーター
対応状況
- 12月9日(月):誤りを発見し、入札を中止
- 入札参加申請期間:12月5日(木)~12月11日(水)
- 12月9日までに参加申請を行っていた業者へは入札中止の連絡を実施
再発防止策
三浦市では今回の事態を重く受け止め、以下の対策を実施することを表明している。
- 仕様書の確認作業における複数職員による確認体制の強化
- カタログ名称と仕様書の名称の照合作業の徹底
問い合わせ先
三浦市上下水道部営業課
電話:046-882-1111(内線380)
メール:suidou0101@city.miura.kanagawa.jp
筆者のコメント
行政の入札事務における正確性は、市民生活の基盤となるライフラインの維持に直結する重要な問題だ。
今回の事例は、湘南エリアの各自治体でも起こりうるケースとして、他山の石としたい。特に年末年始を控えた慌ただしい時期だからこそ、確認作業の重要性を再認識させられる。
私たち市民としても、行政サービスの透明性向上のため、こうした情報開示の姿勢を評価しつつ、より良い地域づくりのために関心を持ち続けることが大切だろう。