【藤沢市】相模湾大水槽の雌ウツボ、抱卵の兆し発見!
最近、相模湾大水槽に住むウツボに驚きの変化が起こっている。お腹が膨らんでおり、抱卵の兆しが見られるのだ。
藤田トリーターによると、通常は表から見えない暗がりにじっと横たわっていることが多く、泳ぐ様子はあまり見かけない。しかし、今回はお腹がパンパンに膨らんでいる状況が観察された。
相模湾大水槽での生活
- ウツボは2023年10月に「えのすい」にやってきた。
- その1年間、一定の水温で管理されながら生活していた。
- 自然に抱卵したことに驚き。
ウツボの繁殖行動
研究によると、ウツボの繁殖期は夏で、7月から8月にかけて野生下でペアを形成することがわかっている。相模湾大水槽でもその時期に抱卵の兆しが見られることがあった。
- 抱卵したミゾレウツボやユリウツボも観察されている。
- しかし、以前の繁殖は季節外れの場合が多く、卵詰まりを起こしていた。
今回の発見の意義
今回の観察は、相模湾大水槽内で飼育個体が自然に抱卵したという点で特筆すべき事象だ。この個体が産卵を実行するか、あるいは卵がそのままの状態で消えてしまうのか、今後の動向が注目される。
今後の動向
「ラックス」という古株の個体が近くにいたが、ペア形成は確認されていない。今後の観察結果によっては、新たな発見があるかもしれない。