【横須賀市】横須賀市の特定健診結果で101名分の個人情報が誤送付される事態が発生
横須賀市は12月23日、国保特定健康診査の結果票について、101名分の健診結果を別人に誤送付する事態が発生したと発表した。12月20日に委託事業者が約1,300名に向けて発送した健診結果の中で、データ印刷時の不手際により、表面と裏面に別人の情報が印刷された状態で送付されていたことが判明した。
漏えいした個人情報の内容
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 年齢
- 既往歴
- 服薬情報
- 自覚症状
- 3年分の健康診査結果(身長、体重、血圧、血液検査結果等)
事故発生後の対応
- 12月23日 10:45頃:市民からの通報により発覚
- 12月23日 17:30頃:対象者101名へ速達郵便で謝罪文と正しい結果票を発送
- 12月24日以降:対象者への直接訪問による謝罪と誤送付された結果票の回収を予定
市の再発防止対策
委託事業者に対して事故報告書と改善計画書の提出を求めている。
問い合わせ先
横須賀市民生局健康部健康管理支援課:046-822-4327
筆者のコメント
年末の慌ただしい時期に、このような個人情報漏えい事故が発生してしまい、大変残念だ。
私も子どもの健診結果を受け取る身として、他人の目に触れてほしくない情報が誤って送付されるのは、とても不安を感じる。
近年、マイナンバーカードの普及に伴い、行政のデジタル化が進んでいるが、こういった事態を防ぐためにも、紙媒体での情報のやり取りについても、より一層の確認体制の強化が望まれる。
横須賀市に限らず、湘南エリアの各自治体でも同様の事故が起きないよう、この事例を教訓として活かしてほしい。