【横須賀市】横須賀市で伝染性紅斑流行警報。両頬が赤くなるリンゴ病
横須賀市において伝染性紅斑(リンゴ病)が流行しているため、流行発生警報が発令された。小児を中心に、症状に注意が必要だ。
伝染性紅斑とは
伝染性紅斑はヒトパルボウイルスB19による感染症で、別名をリンゴ病と言う。両頬が赤くなるのが特徴的な症状であり、主に就学前後の小児が感染対象になる。
感染症発生動向と警報発令の理由
2024年48週(11月25日から12月1日)の感染症発生動向調査によれば、横須賀市での定点当たり報告数が警報基準値に達し、流行警報が発令された。9か所の小児医療機関で調査が行われている。
主な症状
- 約10日間の潜伏後、両頬が赤くなる
- その後、体や手足に網目状の発しんが広がり、一週間程度で消失する
- 発しんが出る前に感冒様症状が現れることがある
治療方法
特効薬やワクチンはなく、症状を和らげる対症療法を行う。
感染経路・予防
- 飛沫感染:感染者の咳やくしゃみを吸い込む
- 接触感染:ウイルスのついた手を口や鼻の粘膜から感染
- 予防方法:こまめな手洗いや咳エチケットを心がける
問い合わせ先
横須賀市民生局健康部保健所保健予防課
TEL:046-822-4526