【藤沢市】新江ノ島水族館が12月の潜水調査を実施!透明度抜群の相模湾で希少生物を確認
新江ノ島水族館のスタッフによる定期的な江の島周辺の潜水調査が12月4日に実施された。約2ヶ月ぶりの調査となった今回は、透明度が非常に高く、豊かな海の生態系が観察された。
この調査は月1回以上の頻度で実施されており、江の島周辺の海の環境変化や生物相の季節的な変動を継続的に観察することを目的としている。
調査内容
- 調査日:2024年12月4日(水)
- 調査場所:江の島周辺海域
- 調査内容:ヤギ類の定点観測および鵜島周辺の生物相調査
確認された生物
- メジナの群れ
- ツノダシの群れ
- オオモンカエルアンコウ
- フトヤギ属の一種
- トラウツボ
- アオウミウシ
- アカヒトデ
- ハナヤギウミヒドラ
調査の特徴
今回の調査では、過去に例を見ないほどの高い透明度が確認された。また、水族館で展示中の「皇室ご一家の生物学ご研究」に関連するハナヤギウミヒドラの自然界での生態も観察することができた。
環境への注意喚起
調査中、釣り具のおもりやイカ釣り用の餌木などの漁具が海底で発見された。海洋環境保護の観点から、釣り人への注意喚起も行われている。
問い合わせ
新江ノ島水族館
電話番号:0466-29-9960(代表)
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筆者のコメント
年末年始を控えたこの時期、江の島周辺は観光客で賑わいを見せている。その海の中では、私たちの想像以上に豊かな生態系が息づいているのだ。
今回の調査で確認された透明度の高さは、相模湾の水質の良さを示している。この美しい海を守り続けることは、湘南に暮らす私たちの使命でもある。
年末の釣りシーズンを迎え、多くの釣り人が訪れることが予想される。海の環境を守るため、釣り具の適切な管理と回収を心がけたい。私も休日には家族で江の島に遊びに行くが、このような調査結果を知ることで、より深く海の魅力を感じることができそうだ。