【藤沢市】新江ノ島水族館で冬季限定「ハナビラウオ」展示開始、クラゲと共生する神秘的な姿を公開
新江ノ島水族館は、2024年12月22日から深海魚「ハナビラウオ」の展示を開始した。駿河湾で採集された全長約2cmの個体を「クラゲサイエンス」コーナーで公開している。
ハナビラウオは通常深海の海底に生息する魚類だが、幼魚の時期には表層を漂うクラゲに身を寄せて生活することが知られている。半透明な体は花びらのような姿をしており、その美しい姿が名前の由来となっている。
展示情報
- 展示期間:2024年12月22日(日)~
- 展示場所:クラゲサイエンス
- 展示生物:ハナビラウオ(学名:Psenes pellucidus)
- 大きさ:約2cm
- 採集場所:駿河湾
※展示は短期間となる可能性があるため、早めの観覧を推奨している。
生態について
成魚になると、相模湾ゾーンで展示されているメダイに似た姿になるが、幼魚期は半透明で花びらのような特徴的な姿をしている。一生を通した生態や生活史の詳細は、まだ多くが解明されていない謎めいた深海魚の一種だ。
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筆者のコメント
寒い冬の季節、室内で過ごすことが多くなるこの時期は、水族館も格別な魅力を放つ。
特に今回展示されているハナビラウオは、クラゲと共生する姿が神秘的で、冬の静けさの中で見る景色としては最高のものかもしれない。
湘南在住の私たちにとって、新江ノ島水族館は身近な施設だが、このように季節ごとに特別な展示を楽しめるのは大きな魅力だ。年末年始の休暇中に、家族でゆっくりと足を運んでみてはどうだろうか。