【藤沢市】えのすいのオットセイ「ムサシ」の採血練習の様子を公開
えのすい(江ノ島水族館)では、鰭脚(ひれあし)メンバーの健康管理の一環として月に1回の採血を実施している。HPでは、ミナミアメリカオットセイの「ムサシ」の採血練習の様子を紹介している。
トリーターの遠山によると「ムサシ」は採血を嫌がることなく、採血の本番前に何回か練習を行う。その練習は、愛玩動物看護師や新人獣医師のためのトレーニングとしても利用されている。
今回の練習では、愛玩動物看護師の矢作トリーターが次回「ムサシ」の採血を担当する予定だ。そのため、空き時間を使ってお互いの練習を実施し、問題がなければ本番に挑む。鰭脚の血管はイルカと異なり見つけにくいこともあり、針の向きや角度により採血の難易度が変わることがあるという。
動物たちが健康で快適に暮らせるよう、えのすいではこのような地道な取り組みを欠かさず行っている。