【藤沢市】セールスフォースが「ふじまど」構築、藤沢市の子育て世帯向けオンライン手続きが10月開始
株式会社セールスフォース・ジャパンは、藤沢市がSalesforceを活用して市民ポータルサイト「ふじまど」を構築し、2024年度から公開したことを発表した。住民の利便性向上と自治体事務の効率化を図る新しいデジタル市役所サービスだ。
「ふじまど」は、オンライン申請やオンライン予約、情報発信などの機能を備え、住民一人ひとりに対してデジタルサービスを提供するプラットフォームとなっている。
主な機能と特徴
- 新規アカウント(ふじさわID)作成機能
- オンライン申請・予約機能
- 申請・予約情報の確認機能
- 疑問解決プラットフォームへの連携
今後のサービス展開
- 2024年10月:妊娠・出産・子育て関係の手続きを中心に運用開始
- 2025年1月:公共施設予約システムとの連携開始
- 2025年1月:障がい者サポートページのリリース予定
「ふじさわID」について
マイナンバーカードを活用したデジタルIDソリューションを導入し、以下のサービスで利用可能となる。
- 特別保育予約システム(一時預かり、病児・病後児保育、休日保育)
- 公共施設の抽選申込・予約・利用料支払い
- 障がい者向け福祉サービスの検索・予約
関連リンク
筆者のコメント
子育て世代にとって、役所への手続きは時間的にも体力的にも大きな負担となっている。
特に共働きの家庭では、平日の開庁時間内に市役所へ行くことは容易ではない。この「ふじまど」の導入により、スマートフォンやパソコンから24時間手続きができるようになることは、多くの家庭にとって朗報だろう。
子育て支援から始まり、公共施設の予約まで順次拡大されていく予定とのことで、さらなる利便性向上が期待される。まさに、デジタル化による新しい街づくりの形が見えてきた感がある。