【藤沢市】聖園女学院の高1生が全国高校生創作コンテスト優秀賞を受賞!方言テーマの小説で769作品の中から選出
藤沢市みその台にある聖園女学院の1年生、瀬戸ことねさんが、國學院大學と高校生新聞社が主催する「第28回全国高校生創作コンテスト」短篇小説の部で優秀賞を受賞した。
全国から寄せられた769作品の中から選ばれた瀬戸さんの作品「いさしかぶり!」は、失われゆく方言とお盆休みの思い出を軸に展開する物語だ。12月8日には國學院大學渋谷キャンパスで開催された表彰式に出席している。
受賞作品について
- タイトル:「いさしかぶり!」
- テーマ:方言とお盆休みの思い出
- 特徴:家族をモチーフにした丁寧な言葉選び
受賞者コメント
「きちんとした小説を書いたのは、今回が初めてです。『この言葉を絶対に使いたい!』という思いをもって、書き上げました。自分の家族をモチーフにしているところもあり、受賞はとても嬉しいです」
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聖園女学院ニュース - 第28回全国高校生創作コンテスト 優秀賞受賞のお知らせ
筆者のコメント
湘南エリアの高校生が全国規模のコンテストで優秀な成績を収めたことは、地域の誇りとなる出来事だ。
特に、方言という地域の文化的遺産をテーマに選んだ点は興味深い。私たちの世代が子どもの頃に当たり前のように使っていた方言が、今では徐々に失われつつある現状を考えさせられる。
新年を迎えようとするこの時期、家族との思い出や地域の伝統について考えを巡らせるきっかけになるのではないだろうか。瀬戸さんの作品を通じて、湘南の方言や文化を次世代に継承していく大切さを改めて感じている。