【藤沢市・横須賀市】パルシステム神奈川、配達時の人命救助で県知事感謝状!湘南センターなど3拠点が表彰
神奈川県の生活協同組合パルシステム神奈川が、地域見守り活動により県民の命を救った功績を認められ、県から表彰された。藤沢市の湘南センターをはじめ、横浜北、横須賀の3拠点のセンター長が、黒岩祐治知事から感謝状を受け取った。
県内では高齢者や独居世帯の緊急事態をいち早く発見し、行政の支援につなげることを目的とする「地域見守り活動に関する協定」を66の事業者と締結している。パルシステム神奈川は2013年から協定に参加し、週1回の配達時に利用者の様子を確認している。
救助事例の内容
- 湘南センター:商品配送時に頭部を強打した利用者を救急搬送
- 横浜北センター:体調不良の利用者を発見し緊急搬送で一命をとりとめる
- 横須賀センター:体調不良で動けない利用者を救急搬送につなげる
地域見守り活動のポイント
- 定期的な訪問による異変の早期発見
- 商品や新聞がたまっているなどの状況把握
- 市町村や警察署・消防署との迅速な連携
- 個人情報保護に配慮した対応
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筆者のコメント
私も共働きで週1回の食材の配達を利用しているが、配達員さんとの何気ない会話が安心感につながっている。
湘南エリアでも高齢化が進んでおり、独居世帯も増加傾向にある中で、このような見守り活動の重要性は年々高まっている。
特に寒い季節は体調を崩しやすく、近所付き合いも少なくなりがちだ。宅配事業者による見守りは、地域の安全網として大切な役割を果たしていると実感する。